「純資産」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「純資産」について考えたことはありますか?ビジネスや経済の分野では頻繁に登場するこの言葉、英語でどう表現するのでしょうか?この記事では、「純資産」の英語訳とその使い分けについて解説します。ぜひ参考にしてください。
「純資産」の英語訳① net assets
「純資産」の英語訳として最も一般的に使われるのが「net assets」です。この「net assets」には、総資産から総負債を差し引いた残りの価値というニュアンスがあります。主に会計や財務報告で使われる表現です。
例文を見てみましょう。


「純資産」の英語訳② equity
「equity」も「純資産」として使うことができます。ただし、「net assets」が総資産から総負債を引いた価値を指すのに対して、「equity」は株主資本や持分というニュアンスを含みます。主に投資や企業評価の場面で使われる表現です。
例文を見てみましょう。


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
net assets:総資産から総負債を引いた残りの価値を指します。主に会計や財務報告で用いられます。
例文:The net assets of the company have increased.(会社の純資産が増加しました。)
equity:株主資本や持分を指し、主に投資や企業評価の場面で使われます。
例文:The equity of the company is very strong.(その会社の株主資本は非常に強いです。)
「純資産」を使う際によく用いられる表現
表現① increase in net assets
「increase in net assets」は「純資産の増加」という意味の表現です。
例文:There was a significant increase in net assets.(純資産が大幅に増加しました。)
表現② decrease in equity
「decrease in equity」は「株主資本の減少」という意味の表現です。
例文:The company faced a decrease in equity.(その会社は株主資本の減少に直面しました。)
「純資産」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
liabilities | 負債 |
assets | 資産 |
balance sheet | 貸借対照表 |
shareholder | 株主 |
investment | 投資 |
まとめ
いかがでしたか?「純資産」の英語訳には「net assets」と「equity」があり、それぞれのニュアンスや使われる文脈が異なります。「net assets」は会計や財務報告で使われる一方、「equity」は投資や企業評価の場面でよく使われます。表現の違いを理解して、適切な場面で使い分けることが大切です。