「本場の」は英語で何と言えばよい?
「本場の料理」とか「本場の雰囲気」って、聞くだけでワクワクしますよね?でも、これを英語でどう表現するか、悩んだことはありませんか?
「本場の」の英語訳①authentic
「本場の」を英語で表現する際、最も一般的に使われるのが「authentic」です。この単語は「本物の」や「正真正銘の」というニュアンスを持ち、料理や文化、製品などに対して使われます。
① This restaurant serves authentic Italian pasta.(このレストランは本場のイタリアンパスタを提供します。)
② She bought an authentic Japanese kimono.(彼女は本場の日本の着物を買いました。)
③ We experienced authentic Cuban music at the festival.(私たちはフェスティバルで本場のキューバ音楽を体験しました。)
「本場の」の英語訳②genuine
「genuine」も「本場の」として使える表現です。ただし、「authentic」が文化や伝統に焦点を当てるのに対し、「genuine」は「本物」や「偽りのない」という意味合いが強く、製品や感情などに使われることが多いです。
① He has a genuine interest in French cuisine.(彼は本場のフランス料理に本物の興味を持っています。)
② This is a genuine leather jacket from Italy.(これは本場イタリアの本物の革ジャケットです。)
③ Her smile was genuine and warm.(彼女の笑顔は本場のように本物で温かかった。)
「本場の」の英語訳③native
「native」は「本場の」として使うことができ、特にその地域に固有のものや人に対して用いられます。
① He is a native speaker of Spanish.(彼は本場のスペイン語のネイティブスピーカーです。)
② We enjoyed native Hawaiian dances during our trip.(旅行中に本場のハワイのダンスを楽しみました。)
③ The native plants of this region are unique.(この地域の本場の植物はユニークです。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
authentic:文化や伝統に関連する「本場の」ものに使われる。例:authentic Italian pasta
genuine:製品や感情に対して「本物」や「偽りのない」という意味で使われる。例:genuine leather jacket
native:その地域に固有のものや人に対して使われる。例:native speaker of Spanish
「本場の」を使う際によく用いられる表現
表現① authentic experience
authentic experienceは「本場の体験」という意味の表現である。
例文:We had an authentic experience of Japanese culture.(私たちは本場の日本文化を体験しました。)
表現② genuine article
genuine articleは「本物」という意味で使われる表現である。
例文:This antique vase is the genuine article.(このアンティークの花瓶は本物です。)
「本場の」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
authentic | 本物の |
genuine | 本物の |
native | その土地の |
experience | 体験 |
article | 品物 |
まとめ
「本場の」は英語で「authentic」「genuine」「native」などと表現でき、それぞれ異なるニュアンスや文脈で使われる。料理や文化に対しては「authentic」、製品や感情に対しては「genuine」、その地域に固有のものには「native」が適している。これらの違いを理解して、適切に使い分けることで、より正確な英語表現が可能になる。