「close」の意味は?どのように使う?
英単語「close」には「近い」「親しい」「閉じる」といった意味があります。また、動詞として「締める」「終了する」という意味も含まれています。ここでは、「close」のさまざまな意味とその使い方について、詳しく解説していきましょう。
①「近い」の場合の使い方
「close」は距離や関係が「近い」という意味を持ちます。物理的な距離はもちろん、友人や家族との親密な関係を表すときにも使うことができます。
例文:The store is close to my house.(その店は私の家の近くにある。)
例文:They have been close friends since childhood.(彼らは子供のころから親しい友人です。)
②「閉じる」の場合の使い方
動詞としての「close」は「閉じる」という意味です。ドアを閉めたり、終了することを指します。
例文:Please close the door quietly.(ドアを静かに閉めてください。)
例文:The shop will close at 8 PM today.(その店は今日は午後8時に閉店する。)
③「親しい」の場合の使い方
形容詞としての「close」は、人間関係が「親しい」という意味でも使われます。特に特別な絆や友情を表現する際に用います。
例文:She is very close to her sister.(彼女は姉と非常に親しい関係にあります。)
例文:We have a close-knit community.(私たちは結束が固いコミュニティを持っている。)
実際の使用例
これまでに「close」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Is the restaurant close to here?
(そのレストランはここから近いですか?)
B: Yes, it’s just a five-minute walk.
(はい、歩いて5分のところです。)
A: Are you going to close the meeting soon?
(もうすぐ会議を終了しますか?)
B: Yes, in about ten minutes.
(はい、あと10分ほどで。)
「close」と似ている単語・同じように使える単語
near
「near」という単語も「近い」という意味がありますが、「close」よりも距離がややある場合に使われることが多いです。
例文:The park is near my school.(公園は私の学校の近くにある。)
shut
「shut」は「閉じる」という意味で、「close」と同様に使えますが、より強い閉鎖のニュアンスがあります。
例文:Please shut the window to keep out the noise.(音を防ぐために窓を閉じてください。)
それぞれの使い分け方
「close」:一般的な近さや親密さを示すときに使います。
「near」:やや距離がある場合の近さを表します。
「shut」:より強い閉鎖を示すときに使います。
「close」を含む表現・熟語
「close」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① close call(危機一髪)
例文:That was a close call; the car almost hit us.(危機一髪だった。車がもう少しでぶつかるところだった。)
② close-knit(結束の固い)
例文:We are part of a close-knit family.(私たちは結束の固い家族の一員です。)
③ close to home(心に刺さる)
例文:Her comments hit close to home.(彼女のコメントは私の心に刺さった。)