「悪化させる」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「悪化させる」は英語で何と言えばよい?

「悪化させる」という言葉、日常生活でもよく使いますよね。英語ではどのように表現するのでしょうか?

左の画像

この記事では「悪化させる」の英語訳をいくつか紹介し、その使い分けについても解説します。ぜひ参考にしてください!

「悪化させる」の英語訳①worsen

「worsen」は「悪化させる」という意味で、状況や状態がさらに悪くなることを指します。
例文をいくつか見てみましょう。
① The heavy rain worsened the flooding situation.(大雨が洪水の状況を悪化させた。)
② His comments only worsened the tension between them.(彼のコメントは彼らの間の緊張を悪化させただけだった。)
③ The patient’s condition worsened overnight.(患者の状態は一晩で悪化した。)

「悪化させる」の英語訳②exacerbate

「exacerbate」は「worsen」と似ていますが、より強調して悪化させるニュアンスがあります。
例文をいくつか見てみましょう。
① The new policy may exacerbate the economic crisis.(新しい政策は経済危機を悪化させるかもしれない。)
② His refusal to apologize only exacerbated the situation.(彼が謝罪を拒否したことで状況はさらに悪化した。)
③ The pollution exacerbates respiratory problems.(汚染が呼吸器の問題を悪化させる。)

「悪化させる」の英語訳③aggravate

「aggravate」も「悪化させる」という意味で、特に感情や症状を悪化させる際に使われます。
例文をいくつか見てみましょう。
① Loud noises can aggravate her headache.(大きな音は彼女の頭痛を悪化させることがある。)
② His rude behavior aggravated the situation.(彼の無礼な振る舞いが状況を悪化させた。)
③ The delay in delivery aggravated the customer’s frustration.(配達の遅れが顧客の不満を悪化させた。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
worsen:一般的に状況や状態が悪化する際に使われる。
exacerbate:状況をさらに悪化させる、より強調されたニュアンス。
aggravate:感情や症状を悪化させる際に使われることが多い。


「悪化させる」を使う際によく用いられる表現

表現① make matters worse

make matters worseは事態をさらに悪化させるという意味の表現です。
例文:His intervention only made matters worse.(彼の介入は事態をさらに悪化させただけだった。)

表現② add fuel to the fire

add fuel to the fireは火に油を注ぐ、つまり状況をさらに悪化させるという意味です。
例文:Her comments added fuel to the fire.(彼女のコメントが火に油を注いだ。)

「悪化させる」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
condition 状態
crisis 危機
tension 緊張
problem 問題
symptom 症状

まとめ

「悪化させる」を英語で表現する際には、状況や文脈に応じて「worsen」「exacerbate」「aggravate」などを使い分けると良いです。それぞれの単語が持つニュアンスを理解して、適切に使いこなしてみてくださいね!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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