「犬猿の仲」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「犬猿の仲」という言葉を聞いたことがありますか?これは、非常に仲が悪い関係を指す日本語の表現です。英語でこの表現を使う際に、どのように言えばよいのでしょうか?

「犬猿の仲」の英語訳①like cats and dogs
「犬猿の仲」を英語で表現する際、最も一般的なのが「like cats and dogs」です。この表現は、犬と猫がしばしば喧嘩するというイメージから来ています。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① They fight like cats and dogs.(彼らは犬猿の仲で喧嘩ばかりしている。)
② My siblings are like cats and dogs.(私の兄弟は犬猿の仲だ。)
③ The two politicians are like cats and dogs.(その二人の政治家は犬猿の仲だ。)
「犬猿の仲」の英語訳②arch enemies
「arch enemies」も「犬猿の仲」として使うことができます。この表現は、非常に激しい敵対関係を意味します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① They have been arch enemies for years.(彼らは何年も犬猿の仲だ。)
② The companies are arch enemies in the market.(その企業は市場で犬猿の仲だ。)
③ Those sports teams are arch enemies.(あのスポーツチームは犬猿の仲だ。)
「犬猿の仲」の英語訳③sworn enemies
「sworn enemies」もまた「犬猿の仲」を表現する言葉です。これは、互いに誓った敵という意味で、非常に強い敵対関係を示します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① They became sworn enemies after the incident.(その事件以来、彼らは犬猿の仲になった。)
② The two nations are sworn enemies.(その二国は犬猿の仲だ。)
③ The rivals are sworn enemies on the field.(そのライバルたちはフィールドで犬猿の仲だ。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめる。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
like cats and dogs:日常的な喧嘩や対立を示す表現。例文:They argue like cats and dogs.(彼らは犬猿の仲でよく口論する。)
arch enemies:長期間にわたる激しい敵対関係を示す。例文:They have been arch enemies since childhood.(彼らは子供の頃から犬猿の仲だ。)
sworn enemies:互いに誓った敵であることを強調する表現。例文:They are sworn enemies due to their past conflicts.(過去の対立のため、彼らは犬猿の仲だ。)
「犬猿の仲」を使う際によく用いられる表現
表現① be at each other’s throats
be at each other’s throatsは、激しく争っている状態を表現する言葉です。
例文:They are always at each other’s throats.(彼らはいつも犬猿の仲で争っている。)
表現② fight like cats and dogs
fight like cats and dogsは、しばしば喧嘩することを意味します。
例文:The siblings fight like cats and dogs.(その兄弟は犬猿の仲でよく喧嘩する。)
「犬猿の仲」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
rivalry | ライバル関係 |
conflict | 対立 |
feud | 確執 |
enmity | 敵意 |
まとめ
「犬猿の仲」を英語で表現するには、さまざまな選択肢があります。それぞれの表現は、異なるニュアンスや文脈で使われるため、状況に応じて使い分けることが重要です。日常会話では「like cats and dogs」がよく使われますが、より強い敵対関係を示したい場合は「arch enemies」や「sworn enemies」を選ぶと良いでしょう。
