「offshore」の意味は?どのように使う?
英単語「offshore」は、海や水域から離れた場所や活動を指す言葉です。具体的には「沖合で」「沖に向かって」という意味があります。また、経済やビジネスの文脈では、「海外での」「国外での」といった意味でも使われます。ここでは、「offshore」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「沖合で」「沖に向かって」の場合の使い方
「offshore」は、海や水域から離れた場所を表すときに使われます。船が沖合で停泊している様子や、風が沖に向かって吹いている場面などに用いられます。
例文:The fishermen stayed offshore and caught many fish.(漁師たちは沖合で留まって、多くの魚を捕った。)
例文:The wind is blowing offshore today.(今日は風が沖に向かって吹いている。)
②「海外での」「国外での」の場合の使い方
ビジネスや経済の文脈で「offshore」を使うと、活動や取引が国外で行われていることを示します。例えば、企業がコスト削減のために業務を海外に移す際に利用されます。
例文:The company decided to open an offshore branch in Singapore.(その会社はシンガポールに海外支社を開設することに決めた。)
例文:They invested in offshore accounts for tax benefits.(彼らは節税のために海外口座に投資した。)
実際の使用例
「offshore」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: The weather is perfect for offshore fishing today.
(今日は沖合での釣りにぴったりの天気だね。)
B: Absolutely, let’s hope we catch some big ones!
(本当だね、大きいのが釣れるといいね!)
A: Have you heard about the new offshore project in the Gulf?
(湾での新しい海外プロジェクトについて聞いたことある?)
B: Yes, it’s supposed to bring a lot of jobs to the area.
(うん、地域にたくさんの雇用をもたらすらしいよ。)
「offshore」と似ている単語・同じように使える単語
overseas
「overseas」という単語も「海外での」「国外での」という意味がありますが、特に海を越えた場所に強調する際に使用されます。
例文:She studied overseas for two years.(彼女は2年間海外で勉強した。)
abroad
「abroad」は「海外で」「外国で」という意味で、「offshore」と似たように使われますが、一般的には旅行や居住を示すときに使われることが多いです。
例文:He plans to work abroad after graduation.(彼は卒業後に海外で働く予定です。)
それぞれの使い分け方
「offshore」:海や水域から離れた場所や、経済活動の国外での意味。
「overseas」:特に海を越えた海外の場所を強調する。
「abroad」:一般的に外国での旅行や居住を示す。
「offshore」を含む表現・熟語
「offshore」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① offshore drilling(沖合での掘削)
例文:Offshore drilling is crucial for the oil industry.(沖合での掘削は石油業界にとって重要です。)
② offshore wind farm(沖合風力発電所)
例文:Offshore wind farms are a sustainable energy source.(沖合風力発電所は持続可能なエネルギー源です。)
