「shell」の意味は?どのように使う?
英単語「shell」は、何かを覆ったり保護する外側の構造や形状を表す言葉です。具体的には「貝殻」「甲羅」「卵の殻」といった自然界のものから、建物や乗り物の「骨組み」まで多岐にわたります。ここでは、「shell」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
- 貝殻
- 甲羅
- 卵の殻
- 建物の骨組み
①「貝殻」「甲羅」「卵の殻」の場合の使い方
「shell」は「貝殻」や「甲羅」、そして「卵の殻」を指します。これらはすべて外側を覆う硬い部分で、中を守る役割をしています。たとえば、浜辺で貝殻を見つけたり、亀の甲羅について話すときに使います。
例文:We collected seashells on the beach.(私たちは浜辺で貝殻を集めました。)
例文:The turtle retreated into its shell.(亀は甲羅の中に引っ込んだ。)
例文:The chick broke through the eggshell.(ひよこが卵の殻を破って出てきた。)
②「建物の骨組み」の場合の使い方
建物や乗り物の構造や外郭を指す際にも「shell」という言葉を使います。ここでは、特に中身が取り除かれた外側の部分を意味します。
例文:The old building was just a shell after the fire.(火事の後、その古い建物は骨組みだけになった。)
例文:The workers are constructing the shell of the new stadium.(作業員たちは新しいスタジアムの骨組みを建設しています。)
実際の使用例
「shell」の意味と使い方を見てきましたが、実際の会話でどのように用いられるかを見てみましょう。
A: Look at all these beautiful shells we found!
(見て、こんなにたくさんの美しい貝殻を見つけたよ!)
B: Wow, that one looks like a spiral!
(わあ、それは渦巻きみたいだね!)
A: The house was just a shell after the renovation.
(その家は改装後、骨組みだけだった。)
B: They’re going to make it amazing, though!
(でも、すごいものにするつもりなんだって!)
「shell」と似ている単語・同じように使える単語
case
「case」は「箱」や「容器」といった意味があり、「shell」と似ていますが、より一般的な入れ物としての意味を持つことが多いです。
例文:She put her glasses back in their case.(彼女は眼鏡をケースに戻した。)
coating
「coating」は「薄い覆い」「コーティング」という意味で、「shell」との類似がありますが、特に塗装や被膜のような薄い層を指すときに使われます。
例文:The chocolate had a thin coating of sugar.(そのチョコレートには薄い砂糖のコーティングがあった。)
それぞれの使い分け方
「shell」:自然界で硬い外側の部分や建物の骨組みを指すときに使います。
「case」:一般的な入れ物や保護する目的の箱として使います。
「coating」:特に薄い層や被膜、塗装を指すときに使用されます。
「shell」を含む表現・熟語
「shell」はいくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例を挙げてみましょう。
① shell out(お金を支払う)
例文:I had to shell out a lot of money for repairs.(修理のために多額のお金を支払わなければならなかった。)
② break out of one’s shell(殻を破る)
例文:She broke out of her shell and started to speak up more in class.(彼女は殻を破って、クラスでより積極的に発言するようになった。)
