毎年恒例、オックスフォード英語辞書による「今年の英語」(Word Of The Year)、2017年の「今年の英語」には youthquake が選ばれました。
youthquake って単語、知ってました?
- 2017年のウェブスター英語辞書「今年の英単語」は「Feminism」
- 2017年のコリンズ英語辞書「今年の英単語」は「Fake News」
- 2017年のケンブリッジ英語辞書「今年の英単語」は「populism」
- 2017年のウェブリオ英和辞書「今年の英単語」は「fact」
YOUTHQUAKE is the Oxford Dictionaries #WordOfTheYear 2017. Find out more: https://t.co/BanfCMh2Gi pic.twitter.com/iIQ4ykwUwa
— Oxford Dictionaries (@OxfordWords) 2017年12月14日
youthquake とは?
youthquake は、字面から推察される通り、youth+quake を(earthquake のように)まとめた合成語・カバン語です。
意味はおおむね「若者による社会的地殻変動」といったところでしょう。
A significant cultural, political, or social change arising from the actions or influence of young people.
若者の主導あるいは先導によってもたらされる文化的、政治的、あるいは社会的な変化
youthquake という言葉の初出は1965年、雑誌「Vogue」上でロンドンの若者文化に言及する文脈で用いられたのが最初だそうです。同誌の編集長だった ダイアナ・ヴリーランド(Diana Vreeland)が考案した言葉だそうです。
ちなみに、新語などを編み出す・考案する、という意味合いは英語では動詞 coin で表現できます。
2017年は前年の5倍近く使われた
youthquake という言葉そのものは20世紀半ばに登場しているわけであり、べつに今年の時世を表現するために造られた新語・新造語というわけではありません。
しかしながら、youthquake の語は今年に入って複数のニュースメディアなどで用いられるなどした結果、例年の約5倍程度の頻度で用いられることになったのだそうです。
他の「Word Of The Year」の動向は
「Word Of The Year」と銘打った「今年の英単語」企画を催している辞書メディアはオックスフォード英語辞書だけではありません。
特にメリアム・ウェブスター英語辞書(Merriam-Webster dictionary)、およびコリンズ英語辞書(Collins English Dictionary)が発表している「Word Of The Year」は、オックスフォード英語辞書のと並んで毎年大きな注目を集めています。
2017年のウェブスター英語辞書「今年の英単語」は「Feminism」でした。
2017年のコリンズ英語辞書「今年の英単語」は「Fake News」でした。
同じ「Word Of The Year」の名を冠してはいるものの、選定基準はまるで異なるため、結果はいつも三者三様です。
ウェブリオも「今年の英単語」を毎年この時期に発表しています。オンライン辞書「weblio英和・和英辞典」の検索結果データに基づいてキーワードを選定しており、日本語圏のユーザーの検索動向を示すデータになっているという点で少し異色ではありますが、日本国内の世相なども振り返ることができ、これはこれで乙なものです。