会話の中で「残念」と述べる場合、日本語では一様に「残念」の語を使っていても、そこに込められる意味合いは文脈によって違ってきます。
たとえば、自分は落胆しましたと伝える場合。あるいは、落胆している相手への共感を表明する場合。誘いや提案を断る場合の前置きとしても「残念ですが」のように言います。
日本語の「残念」を英語で表現する場合、シチュエーションに応じて語彙を選び、使いわける必要があります。
みんなの回答:「それは残念」は英語でどう言うの?
自分の心境を伝える「残念に思います」
自分の心持ちが「残念」と述べる場合、つまり悔しい気持ちや悲しい気持ちを表明する場合には、disappointed やsorry などの語を使って「私は残念に思う」というように表現します。
あまり良い点がとれなくて残念です
I felt sorry that you didn’t come last night.
昨晩は君が来なくて残念だった
相手への共感を示す「残念だね」
相手に降りかかった不幸や不運への共感を示し、慰めたり励ましたりする意味で「残念」と述べる場面では、 pity 、 shame、 too bad などの語を使って「それは残念なことだ」のように表現します。
元日に仕事しなきゃならないなんて気の毒だね
It’s a great pity that you lost your father.
お父さんが亡くなられて本当にお気の毒です
拒否・辞退の申し訳なさを示す「残念ですが」
提案や誘いを受けたものの期待にはそえないと返答する際に「残念ながら~」と言うような場面では、 regret、 afraid 、only too 、sorry to say 、unfortunately のような表現が用いられます。
I regret my inability to go on a trip with you.
残念ながらあなたと一緒に旅行に行けません
It’s only too true.
それは残念ですが本当のことです