「ロックで」は英語で何という? バーで使える英語表現10選

お酒は万国共通のオトナの嗜みであり、コミュニケーションを円滑にする便利な手立てです。バーのような飲み屋さんは社交の場であり、用事などなくても気さくに会話し打ち解け合える、絶好のコミュニケーションの場でもあります。

バーでの注文に関する英語表現には、普段の英会話ではあまり用いない独特なフレーズも多々あります。いくつかのフレーズを事前に把握しておけば、スマートにドリンクが注文できて非常にカッコイイ。自分にも自身が持てるはずです。

Can I get it on the rocks, please? – ロックでお願いできますか

「氷付きで」という意味で使う「ロックで」は、「on the rocks」と言います。「氷の上から注ぐ」という意味で「over ice」、もしくは単に「over」ということもあります。

With a splash of water, please. – 少し水を入れてください

ドリンクを少量の水で割ってもらいたい場合に使えるフレーズです。「splash」は元々は「しぶき」といった意味。なかなか粋な言い方です。

With a twist, please. – レモンピールつきでお願いします

ドリンクにレモンピールをつけてもらいたい時に言います。ライムが良い場合は「With a lime twist, please.」のように言うことができます。

A vodka please, straight up. – ウォッカを、ストレートで。

「straight up」もしくは「up」は、冷やしたドリンクを氷なしで注ぐことです。足の長いグラスで出されることが一般的です。

I’d like a Jack Daniel’s, neat. – ジャックダニエルをストレートで頼みたいのですが

「neat」(きちんとした)は「手を加えていない」ということを意味し、常温のドリンクを氷なしで注ぐことをいいます。ただし、「neat」の意味で「straight」という言葉が使われることもあります。

With no ice, please. – 氷なしで

常温かどうかに関わらず、ドリンクを氷なしで頼みたいときに使える、シンプルなフレーズです。

What do you recommend? – おすすめは何ですか

注文に困った時、いつもとは違うお酒を試してみたい時に使えるフレーズです。
好みのテイストなどを併せて伝えられると最高です。

Can we get an another round? – 同じものをもう1杯お願いできますか

「an another round」(もう1ラウンド)という表現を使えば、おかわりを頼むことができます。

I’m a little buzzed. – 少しばかり酔った。

ほろ酔い状態であることを示すには「buzzed」の語を使います。

「buzzed」よりも強く、したたかに酔っぱらった状態は「tipsy」、さらにコントロールが難しいほど強烈に酔った状態は「drunk」と表現します。

I got sober. – 酔いが醒めた。

「しらふ」のことは「sober」といいます。「get sober」もしくは「become sober」で「しらふになる(戻る)」、つまり「酔いが醒める」という意味になります。

☆英会話に適したバーは日本にもある

日本国内にも、外国から日本に来ている人々が集まって(英語で会話をして)いるようなバーは多くあります。海外では日本よりもバーの文化が深く定着しているところも多く、外国人の多いバーは他とはまた違った楽しみが見いだせるはずです。多少お酒が入れることで思い切りもよくなれる筈です。

もちろん、お酒は二十歳を過ぎてから。飲み過ぎは禁物、相手や回りの失礼・迷惑とならないように、慎みを保つことが大事です。何事も程々に。




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