英語でチョコレート(Chocolates)を使ったイディオム・フレーズ

文化に根付いた食品は大抵「もののたとえ」に用いられるものです。ヨーロッパ文化の中で広く愛好されているチョコレート(chocolate)も例外ではありません。

チョコレートの原産や発祥は中央アメリカですが、チョコレート文化の本場といえばヨーロッパでしょう。固形のチョコレートはイギリスで考案されています。

チョコレートを引き合いに出した慣用表現

chocolate-box(y)

(ちょっと陳腐な)小洒落た見た目

chocolate-box は、装飾的で、ロマンチックな美しさを感じはするが、同時にどこか陳腐さ(あるいは古臭さ)も感じるようなさまを形容する言い方です。

chocolate-box は文字通りに解釈すれば「チョコレートの箱」。チョコレートの箱に描かれるような感覚、たとえば「装飾的で目に楽しい」「どこか理念的」「所詮はチョコレートのパッケージに過ぎない安っぽさもある」といったニュアンスを込めて用いられます。

chocolate-box はもっぱら形容詞として扱われます。接尾辞 -y を加えて明示的に形容詞化する場合もあります。

chocolate soldier

戦意のない(喪失した)者

chocolate soldier は「戦う気力のない人」という意味で用いられることのある表現です。意気阻喪した者も、はなから戦う気のない者も含みます。

chocolate の語がどういうニュアンスを込めて用いられているのかは定かではありませんが、感覚的に腑に落ちる部分はあります。甘いとか軟化するとか。

Before becoming a Chocolate Soldier, Leilani Latu was considering becoming the other kind.
闘志を失う前に。レイラニ・ラトゥは変わろうと考えている
― The Sydney Morning Herald, JULY 21 2017

useful as a chocolate teapot

役立たず

useful as a chocolate teapot は「チョコレートポット(ココアポット)のように役立つ」と述べる言い方ですが、これは実は「役立たず(useless)である」という意味で用いられる皮肉です。

英語の意味に裏がある「嫌味や皮肉で使われやすい」基礎表現

チョコレートは長らく飲料として嗜好されてきました。今日のココアに相当する飲み物と捉えてよいでしょう。喫茶と来れば、ポットからカップに注ぐ手順が生じます。―― 普通の茶であれば、軽くすすげば他のお茶を淹れられますが、チョコレートポットはそうはいきません。

as much use as a chocolate fireguard

すぐダメになる代物

as much use as a chocolate fireguard は「チョコで出来た火除けみたいな」と表現する言い方。fireguard は暖炉(stove)の手前に置かれる金網や鉄柵のことです。

fireguard  は火のすぐそばに置いて火と外部とを隔てる役割を任されますが、それがチョコレートでできていたら、言うまでもなく、あっという間に溶けます。つまり、「てんで使い物にならない(使ったとしても全くもって無意味な)シロモノ」というわけです。

Life is like a box of chocolates

人生はチョコレートの箱

これは映画「フォレスト・ガンプ」(Forrest Gump)に登場するセリフです。box of chocolate はチョコレートアソートのようなものを想定するとよいでしょう。箱にはいろんな種類のチョコレートがあり、どれを食べるかは手にしてみないとわからない。そんな含蓄を含んだせりふです。

映画「フォレスト・ガンプ」の名言を詳しく読み解く

このセリフは多くの人の琴線に触れたようで、「映画の中の名台詞」という域を超えて半ば格言のように扱われている趣があります。

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