相槌は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説
会話をスムーズに進めるためには、相手の話を聞いていることを示す「相槌」が重要です。英語では、この「相槌」をどのように表現するのでしょうか?この記事では、英語での相槌の表現とその使い分けについて、具体的な例文と共に解説していきます。
「相槌」の英語訳とその使い方
「相槌」の英語訳①: uh-huh
相槌の英語訳としてよく使われるのが「uh-huh」です。これは相手の話に同意していることを示す際に用いられます。非公式な会話で頻繁に使用される表現で、友人同士の対話やカジュアルなビジネスミーティングで耳にすることが多いです。
例文①: “I think we should go with the blue design for the logo.” “Uh-huh, I agree.”(「ロゴは青いデザインにした方がいいと思う。」「うん、同意するよ。」)
例文②: “So, I was thinking about going hiking this weekend.” “Uh-huh, sounds fun.”(「今週末、ハイキングに行こうと思ってるんだ。」「うん、楽しそうだね。」)
例文③: “And then, he said he would call me back, but he never did.” “Uh-huh, that’s so annoying.”(「それで、彼は折り返し電話するって言ったのに、全然かけてこなかったのよ。」「うん、それはイライラするね。」)
「相槌」の英語訳②: I see
「I see」は、話を理解したことを示す相槌の表現です。このフレーズは、相手の話に対する理解や共感を示す際に用いられます。ビジネスシーンやフォーマルな状況でも使える便利な表現です。
例文①: “We will need to postpone the meeting until next week.” “I see, I’ll update my schedule.”(「会議を来週に延期する必要があります。」「わかった、スケジュールを更新します。」)
例文②: “The project has been quite challenging due to the tight deadline.” “I see, how can I assist?”(「プロジェクトは締め切りが厳しいため、かなり難しいです。」「なるほど、どのように手伝えばいいですか?」)
例文③: “She’s been under a lot of stress at work lately.” “I see, that must be tough for her.”(「彼女は最近、仕事でかなりストレスを感じています。」「なるほど、彼女にとっては大変でしょうね。」)
「相槌」の英語訳③: Right
「Right」は、相手が述べた事実や意見に同意する際に使われる相槌です。この単語は、相手の発言を肯定しつつ、会話をスムーズに進めるために役立ちます。フォーマルな環境でもカジュアルな環境でも使用可能な汎用性の高い表現です。
例文①: “The deadline for the report is next Monday, right?” “Right, we should start working on it soon.”(「レポートの締め切りは来週の月曜日だよね?」「そうだね、早めに取り掛かるべきだね。」)
例文②: “It’s important to keep the client updated on our progress.” “Right, communication is key.”(「クライアントに進捗を随時報告することが重要です。」「その通り、コミュニケーションが鍵です。」)
例文③: “We need to ensure the data is secure.” “Right, let’s review the security protocols.”(「データのセキュリティを確保する必要があります。」「そうだね、セキュリティプロトコルを見直そう。」)
「相槌」の英語訳④: Got it
「Got it」は、相手の話を聞いて理解したことを示す際に使われる表現です。このフレーズは、特に指示や情報が伝えられた後に、その内容を把握したことを伝えるのに適しています。カジュアルな状況でよく用いられます。
例文①: “Make sure to send the files before 5 PM.” “Got it, I’ll do it right away.”(「5時前にファイルを送信してください。」「了解、すぐにやります。」)
例文②: “Remember to check in with the team every morning.” “Got it, I won’t forget.”(「毎朝チームにチェックインすることを忘れないでください。」「わかった、忘れません。」)
例文③: “The code for the door is 1234.” “Got it, thanks for letting me know.”(「ドアのコードは1234です。」「了解、教えてくれてありがとう。」)
「相槌」の英語訳⑤: Sure
「Sure」は、同意や承認を示す際に使われる相槌です。この単語は、相手の提案や要求に対する肯定的な反応を示すのに役立ちます。ビジネスシーンでもプライベートでも幅広く使える表現です。
例文①: “Can you help me with this task?” “Sure, what do you need?”(「このタスクを手伝ってくれる?」「もちろん、何が必要?」)
例文②: “Do you think you can finish the project by Friday?” “Sure, I’ll make sure it’s done.”(「金曜日までにプロジェクトを終わらせることができると思う?」「もちろん、終わらせるようにするよ。」)
例文③: “Let’s meet at the coffee shop at 3 PM.” “Sure, see you there.”(「3時にカフェで会おう。」「いいよ、そこで会おう。」)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説した相槌の英語訳とそれぞれのニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめてみましょう。会話の流れを自然に保ちたい時、相手に対する共感を示したい時、あるいは単純に理解したことを伝えたい時など、状況に応じて適切な相槌を選ぶことが大切です。
uh-huh:カジュアルな会話で同意を示す際に用いられる。友人との対話やリラックスした雰囲気の中で使われることが多い。
I see:相手の話を理解し、共感を示す時に使う。フォーマルな場面でも使えるため、ビジネスシーンでの使用にも適している。
Right:相手の発言に同意する時、または事実を認める時に使われる。カジュアルからフォーマルまで幅広い状況で活用できる。
Got it:指示や情報を理解したことを伝える際に使う。カジュアルな状況での使用が一般的で、迅速な理解を示すのに適している。
Sure:同意や承認を示す時に用いられる。肯定的な反応を示す際に幅広く使われ、ビジネスシーンでもプライベートでも便利な表現である。
「相槌」を使う際によく用いられる表現
表現①: That makes sense
「That makes sense」という表現は、「それは理解できる」「それは納得がいく」という意味で、相手の話が論理的であることを示す際に使われます。このフレーズは、相手の意見や説明に対する理解を示すのに役立ちます。
例文:Your explanation really helped. That makes sense now.(あなたの説明のおかげで、今は理解できるよ。)
表現②: Absolutely
「Absolutely」という単語は、「完全に」「絶対に」という意味で、強い同意や確信を表現する際に用いられます。この表現は、相手の提案や意見に対して強い支持を示す時に適しています。
例文:I think this is the best solution. Absolutely, let’s go with it.(これが最善の解決策だと思う。全くその通り、それで行こう。)
表現③: Definitely
「Definitely」という単語は、「間違いなく」「確かに」という意味で、確信を持って同意する場合に使われます。この表現は、相手の意見や提案に対する強い肯定を示す際に役立ちます。
例文:We should check that report for errors. Definitely, better to be safe than sorry.(そのレポートに誤りがないか確認すべきだ。確かに、慎重になるに越したことはない。)
まとめ
この記事では、英語での「相槌」の表現とその使い分けについて、具体的な例文を交えて解説しました。会話においては、相手の話を聞いていることを示すためにも、適切な相槌を使うことがコミュニケーションを円滑にする鍵となります。さまざまな状況で使える相槌の表現を身につけ、より効果的な対話を目指しましょう。