「伏線」は英語で何と言えばよい?
みなさん、映画や小説を読んでいるときに「あ、これ伏線だ!」と思うこと、ありますよね?「伏線」を英語でどう言えば良いか知っていますか?この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けについて解説します。ぜひ参考にしてください。
「伏線」の英語訳①foreshadowing
伏線の英語訳として最も一般的に使われるのが「foreshadowing」です。このforeshadowingには、物語の展開を予感させる要素というニュアンスがあります。主に映画や小説などで使われることが多いですね。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
「伏線」の英語訳②hint
hintも「伏線」として使うことができます。foreshadowingが物語の展開を予感させる要素という意味であるのに対して、hintはより軽いニュアンスで、読者や視聴者に対する微かな手がかりや示唆を意味します。
例文を見てみましょう。
「伏線」の英語訳③clue
clueも「伏線」として使われます。clueは具体的な手がかりや証拠を指し、物語の展開を解き明かすための重要な要素として使われます。
例文を見てみましょう。
「伏線」の英語訳④prelude
preludeも伏線として使える言葉です。preludeは物語の序章や前触れを意味し、これから起こる出来事のための準備としての伏線を指します。
例文を見てみましょう。
「伏線」の英語訳⑤setup
setupも「伏線」の意味で使われます。setupは物語の展開を準備するための要素や状況を指し、後の展開のための舞台設定としての伏線です。
例文を見てみましょう。
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめる。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
foreshadowing:物語の展開を予感させる要素。主に映画や小説で使われる。
hint:読者や視聴者に対する微かな手がかりや示唆。
clue:具体的な手がかりや証拠。物語の展開を解き明かすための重要な要素。
prelude:物語の序章や前触れ。これから起こる出来事のための準備としての伏線。
setup:物語の展開を準備するための要素や状況。後の展開のための舞台設定としての伏線。
「伏線」を使う際によく用いられる表現
表現① lay the groundwork
lay the groundworkは伏線を敷くという意味の表現です。
例文:The author lays the groundwork for the plot twist early in the story.
(作者は物語の早い段階でプロットのひねりのための伏線を敷く。)
表現② drop hints
drop hintsは伏線を示唆するという意味の表現です。
例文:The director drops hints throughout the movie.
(監督は映画全体にわたって伏線を示唆する。)
「伏線」を使う際に一緒に使われやすい単語
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