「不満」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「不満」を感じたことはありますか?仕事やプライベートで「不満」を英語で表現する際に、どのように言えばよいのでしょうか?この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。
「不満」の英語訳① dissatisfaction
「不満」の英語訳として頻繁に使われるのが「dissatisfaction」です。この「dissatisfaction」には「期待に達しないことによる不満」というニュアンスがあります。たとえば、サービスや商品が期待外れだった場合に使うことが多いです。
それでは例文を見てみましょう。
「不満」の英語訳② complaint
「complaint」も「不満」として使うことができます。ただし、「dissatisfaction」が個人的な期待や欲求が満たされないことに対する不満であるのに対して、「complaint」は一般的に問題や欠陥を指摘する意味合いが強いです。たとえば、職場での問題やサービスの欠陥について言及する際に使われます。
「不満」の英語訳③ grievance
「grievance」も「不満」を表す言葉です。特に職場や組織内での正式な不満や苦情を指すことが多いです。労働環境や待遇に対する正式な不満を表現する際に使われます。
「不満」の英語訳④ discontent
「discontent」は「不満」を表すもう一つの言葉です。この言葉は一般的に広範な不満や不安を表現する際に使われます。たとえば、社会問題や政策に対する広範な不満を示す場合に適しています。
「不満」の英語訳⑤ resentment
「resentment」は「不満」よりも強い感情を表します。特に、誰かに対する長期間にわたる恨みや怒りを伴う不満を意味します。個人的な対立や裏切りに対する深い不満を表現するのに使われます。
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
dissatisfaction:期待に達しないことによる不満。例:I expressed my dissatisfaction with the product.(その商品に対する不満を表明しました。)
complaint:問題や欠陥を指摘する不満。例:She filed a complaint about the noise.(彼女は騒音について苦情を申し立てました。)
grievance:職場や組織内での正式な不満。例:He raised a grievance regarding his workload.(彼は仕事量について不満を申し立てました。)
discontent:広範な不満や不安。例:Public discontent is growing over the new policy.(新しい政策に対する公共の不満が増加している。)
resentment:長期間の恨みや怒りを伴う不満。例:She felt deep resentment towards her former boss.(彼女は元上司に対する深い恨みを感じていた。)
「不満」を使う際によく用いられる表現
表現① express dissatisfaction
「express dissatisfaction」は「不満を表現する」という意味の表現です。
例文:I expressed dissatisfaction with the service.(サービスに対する不満を表明しました。)
表現② file a complaint
「file a complaint」は「正式に苦情を申し立てる」という意味の表現です。
例文:She decided to file a complaint against the manager.(彼女はマネージャーに対して正式に苦情を申し立てることにしました。)
「不満」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
grievance | 苦情 |
resentment | 恨み |
dissatisfaction | 不満 |
complaint | 苦情 |
discontent | 不満 |
まとめ
といったように、「不満」を表す英語にはさまざまな表現があります。それぞれの単語は異なるニュアンスや文脈で使われるため、適切な場面で使い分けることが重要です。これで、皆さんも「不満」を英語で表現する際に迷わず使えるようになるでしょう。