「久しぶり」は英語で何と言えばよい?
「久しぶり」という日本語の表現は、長い間会っていなかったり、何かをしていなかったりする状況を指す際によく用います。では、この「久しぶり」を英語でどのように表現するのでしょうか?この記事では、「久しぶり」の英語訳とその使い分けについて、わかりやすい例文と共に解説していきます。さまざまなシチュエーションで使える英語表現を身につけましょう。
「久しぶり」の英語訳① long time no see
「久しぶり」の直訳に近い表現として「long time no see」があります。このフレーズは非公式な場面で友人や知人に会った時に使われることが多いです。直訳すると「長い間会っていない」という意味になりますが、日本語の「久しぶり」のニュアンスをよく捉えています。
例文①:Long time no see! How have you been?(久しぶり!元気だった?)
例文②:I haven’t seen you in ages, long time no see!(本当に久しぶりだね、会ってない間に何してたの?)
例文③:Wow, long time no see! You haven’t changed at all.(わあ、久しぶり!全然変わってないね。)
「久しぶり」の英語訳② it’s been a while
もう一つの表現として「it’s been a while」があります。こちらは「long time no see」よりも少しフォーマルな印象を与え、さまざまな場面で使うことができます。直訳すると「しばらくですね」となり、久しぶりに会った人に対して使うことができます。
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例文①:It’s been a while since we last met, hasn’t it?(最後に会ってから、随分時間が経ちましたね?)
例文②:It’s been a while since I last played tennis.(テニスをするのは、久しぶりです。)
例文③:I haven’t been to this restaurant in a while.(このレストランに来るのは、久しぶりですね。)
「久しぶり」の英語訳③ it’s been too long
さらに親密な感情を表現する際には「it’s been too long」というフレーズを使うことができます。これは「あまりにも長い間会っていない」という意味合いで、久しぶりに再会した際の喜びや、会いたかったという感情を強調したい時に適しています。
例文①:It’s been too long since our last coffee together.(前回一緒にコーヒーを飲んでから、長すぎるくらい時間が経っちゃったね。)
例文②:It’s been too long, my friend. We need to catch up soon.(本当に久しぶりだね、友達。近いうちにたくさん話をしよう。)
例文③:I can’t believe it’s been too long since we graduated.(卒業してからこんなに時間が経つなんて信じられない。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説した「久しぶり」の英語訳のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
long time no see:非公式な場面で使われる、友人や知人に対する親しみのある挨拶。
it’s been a while:フォーマルな場面でも使える、久しぶりに会った人に対する一般的な挨拶。
it’s been too long:久しぶりの再会の喜びや、会いたかったという感情を強調したい時に使う表現。
「久しぶり」を使う際によく用いられる表現
表現① catch up
「catch up」は、「久しぶり」に会った人との間に起こった出来事を共有するという意味の表現です。日本語では「近況を話す」という意味合いになります。
例文:Let’s catch up over coffee sometime.(いつかコーヒーを飲みながら、近況を話しましょう。)
表現② reminisce
「reminisce」は、過去の良い思い出について話すという意味の表現です。日本語でいう「懐かしい思い出に浸る」と似た感覚で使われます。
例文:We reminisced about our college days.(大学時代のことを懐かしく思い出しました。)
まとめ
この記事では、「久しぶり」という日本語の表現を英語でどのように伝えるか、そのニュアンスや文脈に応じた使い分けを例文を交えて解説しました。友人や知人に久しぶりに会った際には「long time no see」、少しフォーマルな場面では「it’s been a while」、久しぶりの再会の喜びを強調したい時には「it’s been too long」という表現を使い分けることで、より自然な英会話が可能になります。また、「catch up」や「reminisce」などの関連表現も覚えておくと、会話がより豊かになるでしょう。