点滴は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

点滴は英語で何と言えばよい?

点滴という医療行為は、世界中の病院やクリニックで行われています。しかし、英語でこの行為を説明する際には、どのような表現を用いれば適切なのでしょうか?この記事では点滴の英語表現とその使い分けについて、例文を交えながら詳しく解説します。医療現場でのコミュニケーションに役立ててください。

点滴の英語訳① IV

点滴は英語で「IV」と表されることが最も一般的です。IVは”Intravenous”の略で、直訳すると「静脈内の」という意味になります。医療の現場では、液体を静脈に直接注入することを指して用いられます。以下に、異なる文脈で使用される例文を示します。

例文①:The patient is on an IV drip for hydration.(患者は水分補給のために点滴を受けている。)
例文②:Please prepare an IV line for the surgery.(手術のために点滴のラインを準備してください。)
例文③:He was given antibiotics through an IV.(彼は点滴で抗生物質を投与された。)

点滴の英語訳② intravenous therapy

点滴をより正式な表現で述べたい場合は、「intravenous therapy」というフレーズが適しています。これは点滴による治療法全般を指し、特に医療専門家の間で用いられる専門用語です。以下の例文は、この表現の使い方を示しています。

例文①:Intravenous therapy is required for patients with severe dehydration.(重度の脱水症状の患者には点滴療法が必要である。)
例文②:The nurse specialized in intravenous therapy.(その看護師は点滴療法の専門家である。)
例文③:We offer intravenous therapy for nutrient delivery.(私たちは栄養補給のための点滴療法を提供しています。)

点滴の英語訳③ drip

点滴をもっとカジュアルに表現するならば、「drip」という単語が使えます。これは日常会話でよく耳にする表現で、点滴のセット全体や点滴による治療法を指す際に用いられます。以下は、この言葉を使った様々なシチュエーションの例文です。

例文①:She’s getting a drip to recover from the flu.(彼女はインフルエンザからの回復のために点滴を打っている。)
例文②:The doctor ordered a saline drip for the patient.(医者は患者に生理食塩水の点滴を指示した。)
例文③:After the accident, he was put on a drip immediately.(事故後、彼はすぐに点滴を打たれた。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここまでの解説で、点滴を英語で表現する際の異なる表現とそのニュアンスについて見てきました。以下にそれぞれの表現の違いをまとめます。

IV:一般的な表現で、医療現場で広く使われる。
intravenous therapy:より正式で専門的な表現で、治療法全般を指す。
drip:日常会話で使われるカジュアルな表現。


点滴を使う際によく用いられる表現

表現① administer an IV

点滴を行う際によく使われる表現が「administer an IV」です。これは点滴をセットアップし、患者に液体を投与する行為を指します。以下は、この表現を使用した例文です。

例文:The nurse will administer an IV to the patient.(看護師が患者に点滴を行う。)

表現② set up an IV drip

別の一般的な表現は「set up an IV drip」で、点滴の準備をすることを意味します。これは点滴のバッグやチューブなどの機器をセットする際に使われます。以下に例文を示します。

例文:Please set up an IV drip for the patient in room 5.(5号室の患者のために点滴を準備してください。)

表現③ receive IV fluids

患者が点滴によって液体を受け取ることを表す「receive IV fluids」という表現もあります。これは患者が治療として点滴を受けている状態を説明する際に用いられます。例文を見てみましょう。

例文:The dehydrated athlete needed to receive IV fluids.(脱水症状のあるアスリートは点滴を受ける必要があった。)

まとめ

この記事では、点滴という行為を英語でどのように表現するか、そしてそれぞれの表現が持つニュアンスや使われる文脈について詳しく解説しました。医療現場でのコミュニケーションにおいて、これらの表現が役立つことを願っています。正確な情報伝達は患者の安全と治療の成功に不可欠ですので、適切な英語表現を選ぶことが重要です。


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