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本人は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

本人は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「本人」という言葉は、日本語では特定の人物を指す際によく用いられますが、英語にはこの概念を表現するための複数の単語やフレーズが存在します。この記事では、そのような英語表現をいくつか紹介し、それぞれの文脈での使い分けについて解説します。具体的な例文を交えながら、誰にでもわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。


「本人」は英語で何と言えばよい?

「本人」という言葉を英語で表現する際には、状況に応じて異なる単語やフレーズが適切になります。以下で、それぞれの英語表現を紹介し、そのニュアンスや使用される文脈について解説していきます。

「本人」の英語訳① the person himself/herself

「本人」という意味でよく使われる表現の一つが「the person himself/herself」です。この表現は、特定の人物が直接関わっていることを強調する際に用いられます。個人の意志や行動を指す場合に適しています。

例文①:He wants to speak to the person himself.(彼は本人と話をしたい。)
例文②:She will deliver the message to the person herself.(彼女は本人に直接メッセージを届ける。)
例文③:The award was given to the person himself, not his representative.(賞は代理人ではなく、本人に授与された。)

「本人」の英語訳② the individual in question

もう一つの表現は「the individual in question」です。こちらは、話題に上がっている特定の人物を指す際に使われます。公式な文脈や、議論や報告の中でその人物を特定する際に適しています。

例文①:The individual in question has been notified about the meeting.(該当する本人には会議について通知されている。)
例文②:We are still waiting for a response from the individual in question.(我々はその本人からの返答を待っている。)
例文③:The individual in question is responsible for this project.(このプロジェクトに責任を持つのはその本人である。)

「本人」の英語訳③ oneself

自己を指す場合には「oneself」という単語を使用することができます。これは、自分自身を指す反射代名詞として機能し、自己参照の文脈で使われます。

例文①:One must believe in oneself.(人は自分自身を信じなければならない。)
例文②:She did the work all by herself.(彼女はその仕事を全て自分自身でやった。)
例文③:He cut himself while cooking.(彼は料理中に自分自身を切ってしまった。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した表現のニュアンスや文脈の違いをまとめます。以下の情報を参考にして、適切な表現を選んでください。

the person himself/herself:直接的な関与や行動を強調する際に使用。
the individual in question:特定の人物を公式な文脈や議論の中で指す際に使用。
oneself:自己参照する際、特に自分自身に関する行動や信念を表す際に使用。

「本人」を使う際によく用いられる表現

表現① in person

「本人が直接」という意味で「in person」という表現があります。これは、代理ではなく、物理的にその場にいることを指します。

例文:I will collect the documents in person.(私はその書類を本人が直接受け取りに行きます。)

表現② on one’s own behalf

「本人の代わりに」という意味で「on one’s own behalf」というフレーズを使うことができます。これは、他人ではなく、自分自身のために行動することを示します。

例文:He will negotiate on his own behalf.(彼は自分の代わりに交渉を行います。)

まとめ

この記事では、「本人」という日本語を英語でどのように表現するか、その使い分けについて例文を交えて解説しました。適切な表現を選ぶことで、より正確に意図を伝えることができます。この情報が英語コミュニケーションの一助となれば幸いです。


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