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「計上する」は英語で何と言えばよい?
「計上する」という行為は、ビジネスや会計の場面でよく使用される表現です。この記事では、「計上する」の英語訳とその使い分けについて、具体的な例文を交えながら解説していきます。英語での報告や文書作成に役立つ情報を提供するので、ぜひ参考にしてください。
「計上する」の英語訳①: record
「計上する」の最も一般的な英語訳は「record」です。この単語は、ある項目を公式の記録に登録する行為を指します。特に会計の文脈でよく用いられ、収益や費用などを帳簿に記入することを意味します。
「計上する」の英語訳①: record
例文①: The company recorded a profit for the quarter.(その会社は四半期の利益を計上した。)
例文②: We need to record all transactions accurately.(私たちは全ての取引を正確に計上する必要がある。)
例文③: The accountant recorded the expenses in the ledger.(会計士は経費を元帳に計上した。)
「計上する」の英語訳②: post
「post」という単語も「計上する」という意味で使用されますが、「record」とは微妙に異なるニュアンスがあります。「post」は、特に会計の領域で、帳簿や会計システムに金額を正式に登録する行為を指します。
「計上する」の英語訳②: post
例文①: She posted the invoice amounts to the accounts payable ledger.(彼女は請求書の金額を買掛金元帳に計上した。)
例文②: Once the checks are cleared, we will post the payments.(小切手がクリアされたら、私たちは支払いを計上するだろう。)
例文③: It is important to post all financial entries before the end of the month.(月末までにすべての財務項目を計上することが重要である。)
「計上する」の英語訳③: enter
「enter」という動詞も「計上する」の意味で使われることがあります。この場合、情報をシステムや記録に入力するという意味合いが強いです。会計ソフトウェアでのデータ入力などに適しています。
「計上する」の英語訳③: enter
例文①: Enter the total sales into the system.(合計売上をシステムに計上してください。)
例文②: He entered the data into the accounting software.(彼はそのデータを会計ソフトウェアに計上した。)
例文③: All receipts must be entered into the financial records.(すべての領収書は財務記録に計上されなければならない。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上述した「計上する」の英語訳のニュアンスや文脈の違いについてまとめます。これを参考にして、適切な単語を選んで使用してください。
record:公式の記録に登録する一般的な表現。
post:会計の領域で、帳簿や会計システムに金額を正式に登録する行為。
enter:情報をシステムや記録に入力する行為。
「計上する」を使う際によく用いられる表現
表現①: make an entry
「make an entry」は、「項目を記入する」や「データを入力する」という意味で、「計上する」と同義で使われます。この表現は、特に会計の文脈で頻繁に使用されます。
例文:Make an entry for the transaction in the journal.(その取引を仕訳帳に計上してください。)
表現②: log
「log」という動詞も、「記録する」や「記入する」という意味で、「計上する」と同様に使われることがあります。この単語は、特にコンピュータのログや活動記録に関連する文脈で見られます。
例文:Log the hours worked in the time tracking system.(労働時間をタイムトラッキングシステムに計上してください。)
まとめ
この記事では、「計上する」という日本語の表現を英語でどのように表現するか、そのニュアンスや文脈の違いを解説しました。適切な単語や表現を選ぶことで、より正確でプロフェッショナルなコミュニケーションが可能になります。今後の英語での報告や文書作成にお役立てください。