「ケセラセラ」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「ケセラセラ」は英語で何と言えばよい?

「ケセラセラ」とは、未来のことを心配せず、なるようになるさという楽観的な考え方を表す言葉です。英語でこの表現を使う際に、どのように言えばよいのでしょうか?

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この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「ケセラセラ」の英語訳①Whatever will be, will be

「ケセラセラ」の最も直訳的な英語訳が「Whatever will be, will be」です。このフレーズは、未来の出来事を受け入れるという意味合いがあります。日常会話や歌の歌詞などで使われることが多い表現です。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① No matter what happens, whatever will be, will be.(何が起ころうとも、なるようになるさ。)
② She always says, “Whatever will be, will be,” when she’s worried.(彼女は心配するとき、いつも「なるようになるさ」と言います。)
③ We can’t control everything, so whatever will be, will be.(すべてをコントロールすることはできないので、なるようになるさ。)

「ケセラセラ」の英語訳②It is what it is

「It is what it is」も「ケセラセラ」として使うことができます。この表現は、現状を受け入れるというニュアンスを含み、ビジネスシーンやカジュアルな会話でよく使われます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① We can’t change the past, it is what it is.(過去は変えられない、なるようになるさ。)
② When things don’t go as planned, just remember, it is what it is.(計画通りにいかないときは、なるようになるさと思い出して。)
③ Sometimes, you just have to accept that it is what it is.(時には、なるようになるさと受け入れるしかない。)

「ケセラセラ」の英語訳③Let it be

「Let it be」も「ケセラセラ」と同様の意味で使われます。この表現は、物事をそのままにしておくという意味合いがあり、特にビートルズの有名な曲で知られています。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① When faced with uncertainty, sometimes it’s best to just let it be.(不確実な状況に直面したとき、時にはそのままにしておくのが最善です。)
② He decided to let it be and not worry about the small details.(彼は小さなことを気にせず、そのままにしておくことにしました。)
③ Let it be, and things will work out in the end.(そのままにしておけば、最終的にはうまくいくでしょう。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
Whatever will be, will be:未来の出来事を受け入れるという意味で、楽観的な状況で使われることが多い。
It is what it is:現状を受け入れるというニュアンスで、ビジネスシーンや日常会話で使われる。
Let it be:物事をそのままにしておくという意味で、特に音楽や文学でよく見られる。


「ケセラセラ」を使う際によく用いられる表現

表現① go with the flow

Go with the flowは流れに身を任せるという意味の表現です。
例文:Just go with the flow and see what happens.(流れに身を任せて、何が起こるか見てみよう。)

表現② take it easy

Take it easyは気楽に構えるという意味の表現です。
例文:Take it easy, everything will be fine.(気楽に構えて、すべてうまくいくよ。)

「ケセラセラ」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
accept 受け入れる
relax リラックスする
adapt 適応する

まとめ

「ケセラセラ」は、未来や現状を受け入れる楽観的な考え方を表現する言葉です。英語では「Whatever will be, will be」や「It is what it is」、「Let it be」などの表現が使われます。それぞれの表現は微妙に異なるニュアンスを持ち、文脈によって使い分けることが重要です。日常生活でこれらの表現を活用し、ストレスを軽減してみましょう!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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