「結末」を英語で表現する際にはいくつかの選択肢があります。この記事では、それぞれの英語訳とその使い分け、さらには実際の例文を交えて解説します!
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目次
「結末」の英語訳① ending
「ending」は、物語や出来事の終わりを指します。一般的に使われる表現です。
例文:
A: The movie had a surprising ending.
(その映画の結末は驚きでした。)
B: I didn’t see that coming at all.
(全く予想していませんでした。)
「結末」の英語訳② conclusion
「conclusion」は、論理的な結末や結論を指します。特に論文やレポートでよく使われます。
例文:
A: The conclusion of the research was well-supported by the data.
(研究の結論はデータによって十分に裏付けられていました。)
B: It was very thorough and convincing.
(非常に徹底していて説得力がありました。)
「結末」の英語訳③ finale
「finale」は、壮大な終幕を指します。特に演劇や音楽の公演の最後に使われます。
例文:
A: The concert ended with a breathtaking finale.
(コンサートは息を呑むようなフィナーレで終わりました。)
B: It was truly unforgettable.
(本当に忘れられないものでした。)
「結末」の英語訳④ resolution
「resolution」は、問題や紛争の解決、解決策を指します。物語や議論の最終的な結末に使われます。
例文:
A: The resolution of the story was satisfying.
(物語の結末は満足のいくものでした。)
B: It tied up all the loose ends nicely.
(すべての未解決の問題がうまく解決されました。)
「結末」の英語訳⑤ outcome
「outcome」は、結果や成果を指します。特に物語や出来事の最終的な結果に使われます。
例文:
A: The outcome of the trial was unexpected.
(裁判の結末は予想外でした。)
B: No one expected it to end that way.
(誰もそのような結末を予想していませんでした。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
それぞれのニュアンスと誤用例
1. Ending
適切な使用:
意図: 物語や出来事の終わりを指す。
事例: “The ending of the book was unexpected.”
意味: 本の結末は予想外でした。
誤用の例:
誤用: 論理的な結論を「ending」として扱う。
例: 「The ending of the research」を使うと、論理的な結論としては不適切です。
2. Conclusion
適切な使用:
意図: 論理的な結末や結論を指す。
事例: “The conclusion of the essay was very persuasive.”
意味: エッセイの結論は非常に説得力がありました。
誤用の例:
誤用: 物語の終わりを「conclusion」として扱う。
例: 物語の終わりを「The conclusion of the movie」と表現すると、文脈にそぐわない場合があります。
3. Finale
適切な使用:
意図: 壮大な終幕を指
す。
事例: “The finale of the performance was breathtaking.”
意味: 公演のフィナーレは息を呑むようでした。
誤用の例:
誤用: 通常の物語の終わりを「finale」として扱う。
例: 通常の物語の終わりを「The finale of the story」と表現すると、誇張しすぎる可能性があります。
4. Resolution
適切な使用:
意図: 問題や紛争の解決を指す。
事例: “The resolution of the conflict was satisfactory.”
意味: 紛争の解決は満足のいくものでした。
誤用の例:
誤用: 単なる物語の終わりを「resolution」として扱う。
例: 物語の終わりを「The resolution of the movie」と表現すると、問題の解決が強調されすぎます。
5. Outcome
適切な使用:
意図: 結果や成果を指す。
事例: “The outcome of the experiment was surprising.”
意味: 実験の結果は驚くべきものでした。
誤用の例:
誤用: 物語の結末を「outcome」として扱う。
例: 物語の結末を「The outcome of the story」と表現すると、やや不自然です。
「結末」の英語の発音の仕方とカタカナ表記
各単語の発音記号と、それをカタカナでの近似表記を以下に示します。発音記号は、国際音声記号(IPA)に基づいています。
1. Ending
- 発音記号: /ˈɛndɪŋ/
- カタカナ表記: エンディング
2. Conclusion
- 発音記号: /kənˈkluʒən/
- カタカナ表記: コンクルージョン
3. Finale
- 発音記号: /fɪˈnæli/
- カタカナ表記: フィナーレ
4. Resolution
- 発音記号: /ˌrɛzəˈluʃən/
- カタカナ表記: レゾリューション
5. Outcome
- 発音記号: /ˈaʊtkʌm/
- カタカナ表記: アウトカム
「結末」を使う際によく用いられる表現
表現① unexpected ending
「unexpected ending」は「予想外の結末」という意味の表現です。
A: The book had an unexpected ending.
(その本は予想外の結末を迎えました。)
表現② satisfying conclusion
「satisfying conclusion」は「満足のいく結論」という意味の表現です。
A: The movie had a satisfying conclusion.
(その映画は満足のいく結論を迎えました。)
表現③ dramatic finale
「dramatic finale」は「劇的なフィナーレ」という意味の表現です。
A: The play ended with a dramatic finale.
(その劇は劇的なフィナーレで終わりました。)
表現④ peaceful resolution
「peaceful resolution」は「平和的な解決」という意味の表現です。
A: The conflict was resolved with a peaceful resolution.
(その紛争は平和的に解決されました。)
表現⑤ successful outcome
「successful outcome」は「成功した結果」という意味の表現です。
A: The project had a successful outcome.
(プロジェクトは成功裏に終わりました。)
「結末」に関連する英単語一覧
- closure – 完結
- wrap-up – 締めくくり
- denouement – 結末、最後の場面
- final chapter – 最終章
- epilogue – エピローグ
- termination – 終了
- climax – クライマックス
- culmination – 絶頂、最高点
- conclusion – 結論
- summation – 総括
- result – 結果
- ending – 終わり
- finale – フィナーレ
- resolution – 解決
- outcome – 結果
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