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黄砂は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「黄砂」は英語で何と言えばよい?

「黄砂」という現象は、アジアの砂漠地帯から風によって運ばれる砂塵のことを指します。この自然現象は日本を含む東アジアの国々に影響を及ぼすことがありますが、英語での表現は一体どのようになるのでしょうか。ここでは「黄砂」を英語でどう表現するか、その使い分けについて例文を交えて解説します。

「黄砂」の英語訳①: Yellow Dust

「黄砂」を直訳すると「Yellow Dust」となります。この表現は文字通り黄色い砂やほこりを意味し、主に東アジア特有の現象を指して使われます。以下に、その使用例をいくつか挙げます。

例文①: The weather forecast warned of yellow dust coming from the desert.(天気予報で砂漠からの黄砂について警告された。)
例文②: During spring, yellow dust can affect air quality in the region.(春になると、黄砂がその地域の空気の質に影響を与えることがある。)
例文③: People are advised to wear masks to protect themselves from yellow dust.(人々は黄砂から身を守るためにマスクを着用するよう助言されている。)

「黄砂」の英語訳②: Asian Dust

もう一つの表現は「Asian Dust」です。この言葉は「黄砂」がアジア大陸から発生することを強調しており、地域を特定する際に用いられます。以下は「Asian Dust」を使った例文です。

例文①: Asian dust storms can carry pollutants over long distances.(アジアの砂嵐は汚染物質を長距離にわたって運ぶことがある。)
例文②: The phenomenon of Asian dust is a seasonal issue in many countries.(アジアの砂の現象は多くの国々で季節的な問題である。)
例文③: Measures are being taken to mitigate the impact of Asian dust.(アジアの砂の影響を軽減するための対策が取られている。)

「黄砂」の英語訳③: Kosa

日本では「黄砂」を「Kosa」と呼ぶことがあります。これは日本語のローマ字表記をそのまま英語に取り入れたもので、特に日本の文脈で使われることが多いです。以下に例文を示します。

例文①: Kosa alerts have been issued in several prefectures.(いくつかの県で黄砂警報が発令された。)
例文②: Kosa can cause respiratory problems for sensitive individuals.(黄砂は敏感な人々に呼吸器系の問題を引き起こすことがある。)
例文③: The arrival of kosa is a sign that spring has come to Japan.(黄砂の到来は、日本に春が来たことのしるしである。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

「Yellow Dust」は黄色い砂やほこりを指し、一般的な現象の説明に使われます。「Asian Dust」はアジア大陸由来の砂塵を指し、地域を特定する際に適しています。「Kosa」は日本での黄砂現象を指す際に使われ、日本独自の文脈で用いられることが多いです。


「黄砂」を使う際によく用いられる表現

表現①: affect air quality

「affect air quality」は「空気の質に影響を与える」という意味の表現です。黄砂が飛散することによって、空気の質が悪化することを示す際によく使われます。

例文: The yellow dust from the Gobi Desert is affecting air quality in the city.(ゴビ砂漠からの黄砂が、都市の空気の質に影響を与えている。)

表現②: issue an alert

「issue an alert」は「警報を発令する」という意味の表現です。黄砂の飛来による健康への影響や交通への支障が懸念される場合に、公的機関が警報を発令することを表します。

例文: The meteorological agency has issued an alert for high levels of yellow dust.(気象庁は高濃度の黄砂に関する警報を発令した。)

表現③: wear a mask

「wear a mask」は「マスクを着用する」という意味の表現です。黄砂が飛散している際に、呼吸器系の保護を目的としてマスクを着用することを勧める文脈で使用されます。

例文: Residents are advised to wear masks to protect themselves from the yellow dust.(住民は黄砂から身を守るためにマスクを着用するよう助言されている。)

まとめ

「黄砂」を英語で表現する際には「Yellow Dust」、「Asian Dust」、「Kosa」という三つの主要な表現があります。それぞれの表現はニュアンスや使用する文脈によって異なります。また、「affect air quality」、「issue an alert」、「wear a mask」といった表現は「黄砂」に関連する際に頻繁に使われるフレーズです。これらの知識を持つことで、黄砂に関する英語のコミュニケーションがよりスムーズになるでしょう。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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