「している」は英語で何と言えばよい?
日本語の「している」は英語でさまざまな表現に訳されます。この記事では、その英語訳とその使い分けについて、具体的な例文を交えて詳しく解説していきます。英語学習者にとって非常に重要なポイントなので、ぜひこの機会にマスターしましょう。
「している」の英語訳①: am/is/are doing
最も基本的な「している」の英語訳は「am/is/are doing」です。これは現在進行形と呼ばれ、現在行われている継続的な行動を表します。例えば、「本を読んでいる」は “I am reading a book” となります。
例文①:She is watching TV. (彼女はテレビを見ている)
例文②:They are playing soccer. (彼らはサッカーをしている)
例文③:I am working on a project. (私はプロジェクトに取り組んでいる)
「している」の英語訳②: have/has been doing
「している」という日本語の表現は、英語では完了進行形の「have/has been doing」としても表現されることがあります。これは、過去から現在に至るまで続いている行動や状態を示します。例えば、「3年間日本語を勉強している」は “I have been studying Japanese for three years” となります。
例文①:He has been living in Tokyo for five years. (彼は5年間東京に住んでいる)
例文②:We have been waiting for you. (私たちはあなたを待っている)
例文③:She has been working here since 2010. (彼女は2010年からここで働いている)
「している」の英語訳③: keep doing
繰り返し行われる行動や、何かを継続していることを強調したい場合には、「keep doing」が使われます。「ずっと話し続けている」は “He keeps talking” のように表現されます。
例文①:She keeps forgetting her keys. (彼女は鍵を忘れがちである)
例文②:They keep making the same mistake. (彼らは同じ間違いを繰り返している)
例文③:I keep thinking about it. (私はそれについてずっと考えている)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説した各英語訳のニュアンスや使われる文脈の違いについて簡潔にまとめます。一目で違いを把握したい方は、こちらのセクションをご覧ください。
am/is/are doing:現在行われている継続的な行動を表す。
have/has been doing:過去から現在に至るまで続いている行動や状態を示す。
keep doing:繰り返し行われる行動や、何かを継続していることを強調する。
「している」を使う際によく用いられる表現
表現①: be engaged in
「している」という意味で「be engaged in」を使うこともできます。これは、特定の活動や作業に取り組んでいる状態を表します。「研究に取り組んでいる」は “He is engaged in research” のようになります。
例文:She is engaged in volunteer work. (彼女はボランティア活動に取り組んでいる)
表現②: be involved in
「be involved in」は、何かに関与している、または深く関わっているという意味で「している」と訳せます。「プロジェクトに関わっている」は “I am involved in the project” と表現されます。
例文:They are involved in the community service. (彼らは地域サービスに関わっている)
表現③: be busy with
「している」という状況で忙しいことを表現したい場合、「be busy with」が適切です。「仕事に忙しい」は “She is busy with her work” のようになります。
例文:He is busy with his studies. (彼は勉強に忙しい)
まとめ
この記事では、「している」という日本語の表現を英語に訳す際のさまざまな方法とその文脈の違いを解説しました。英語には「している」を表す表現が多数存在するため、文脈に応じて最適なものを選ぶことが重要です。今回紹介した例文や表現を参考に、自然な英語表現を身につけていきましょう。