「立つ鳥跡を濁さず」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「立つ鳥跡を濁さず」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「立つ鳥跡を濁さず」という言葉を聞いたことがありますか?これは日本のことわざで、去るときには後始末をきちんとするという意味です。英語でこの表現を使う際に、どのように言えばよいのでしょうか?

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この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「立つ鳥跡を濁さず」の英語訳①Leave no trace

「Leave no trace」は「立つ鳥跡を濁さず」の英訳としてよく使われます。この表現は、去る際に何も残さないというニュアンスがあります。特に自然環境を大切にする文脈で使われることが多いです。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①When you go camping, remember to leave no trace.(キャンプに行くときは、跡を残さないようにしましょう。)
②The hikers made sure to leave no trace in the forest.(ハイカーたちは森に跡を残さないように気をつけました。)
③After the party, they cleaned up to leave no trace.(パーティーの後、彼らは跡を残さないように片付けました。)

「立つ鳥跡を濁さず」の英語訳②Leave things in good order

「Leave things in good order」も「立つ鳥跡を濁さず」として使うことができます。この表現は、物事を整然とした状態で残すというニュアンスを含み、職場や家庭での後片付けに使われることが多いです。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①Please leave things in good order before you leave the office.(オフィスを出る前に整然とした状態にしておいてください。)
②She always leaves things in good order after cooking.(彼女は料理の後、いつも整然とした状態にします。)
③The teacher asked the students to leave things in good order after class.(先生は生徒たちに授業後、整然とした状態にするように頼みました。)

「立つ鳥跡を濁さず」の英語訳③Clean up after oneself

「Clean up after oneself」もまた「立つ鳥跡を濁さず」として使われる表現です。このフレーズは、自分の使ったものを自分で片付けるという意味合いがあり、日常生活でよく使われます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①It’s important to clean up after oneself in a shared kitchen.(共有キッチンでは自分で片付けることが重要です。)
②Parents teach their children to clean up after themselves.(親は子供たちに自分で片付けることを教えます。)
③After using the gym, please clean up after yourself.(ジムを使用した後は、自分で片付けてください。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
Leave no trace:自然環境を大切にする際に使われ、何も残さないことを強調します。
Leave things in good order:職場や家庭での後片付けに使われ、整然とした状態を保つことを意味します。
Clean up after oneself:日常生活で使われ、自分の使ったものを自分で片付けることを指します。


「立つ鳥跡を濁さず」を使う際によく用いられる表現

表現① tidy up

Tidy upは、きちんと片付けるという意味の表現です。
例文:Please tidy up your room before guests arrive.(お客様が来る前に部屋を片付けてください。)

表現② put away

Put awayは、使ったものを元の場所に戻すという意味の表現です。
例文:Don’t forget to put away your toys after playing.(遊んだ後はおもちゃを片付けるのを忘れないでください。)

「立つ鳥跡を濁さず」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
neat きちんとした
orderly 整然とした
clean 清潔な
responsible 責任感のある

まとめ

「立つ鳥跡を濁さず」は、去る際に後始末をきちんとすることを意味する日本のことわざです。英語では「Leave no trace」「Leave things in good order」「Clean up after oneself」などの表現が使われます。それぞれの表現には異なるニュアンスがあり、文脈に応じて使い分けることが大切です。日常生活や職場での後片付けに役立つこれらのフレーズをぜひ覚えておきましょう!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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