＜Weblio英会話コラム＞「聖地」は英語で何という？例文付きで解説！

「聖地」は英語で何と言えばよい？

みなさん、「聖地」という言葉を聞いたことがありますか？この記事では、「聖地」を英語でどう表現するか、いくつかの訳語とその使い分けについて解説します。ぜひ参考にしてください。

「聖地」の英語訳としてよく使われるのが「holy place」です。この表現は、宗教や信仰に関連する神聖な場所を指すときに使われます。例えば、エルサレムやメッカなどが「holy place」の典型例です。

Jerusalem is a holy place for many religions.
（エルサレムは多くの宗教にとって聖地です。）

Yes, it’s sacred to Jews, Christians, and Muslims.
（はい、ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒にとって神聖な場所です。）

「sacred site」も「聖地」を指す表現の一つです。この表現は、特定の宗教的または文化的な意味を持つ場所に使われることが多いです。たとえば、マチュピチュはインカ文明における「sacred site」として知られています。

「sanctuary」も「聖地」を表す英語の一つで、特に保護された神聖な場所や避難所としての意味合いがあります。例えば、野生動物の保護区も「sanctuary」と呼ばれることがあります。

「shrine」は神社や祠（ほこら）など、特定の神や聖人を祀る場所を指すときに使われます。日本の神社やヨーロッパの聖人の墓などが「shrine」として知られています。

「pilgrimage site」は巡礼地を意味し、信者が宗教的な目的で訪れる場所を指します。例えば、サンティアゴ・デ・コンポステーラはキリスト教の巡礼地として有名です。

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。

holy place：宗教や信仰に関連する神聖な場所。例：エルサレム

sacred site：特定の宗教的または文化的な意味を持つ場所。例：マチュピチュ

sanctuary：保護された神聖な場所や避難所。例：野生動物の保護区

shrine：神や聖人を祀る場所。例：神社、聖人の墓

pilgrimage site：宗教的な目的で訪れる巡礼地。例：サンティアゴ・デ・コンポステーラ

「visit a holy place」は「聖地を訪れる」という意味の表現です。
例文：I plan to visit a holy place next summer.（来年の夏に聖地を訪れる予定です。）

「make a pilgrimage」は「巡礼をする」という意味です。
例文：Many people make a pilgrimage to Mecca.（多くの人々がメッカへ巡礼をします。）

いかがでしたか？「聖地」を英語で表現する方法にはさまざまな選択肢があります。それぞれのニュアンスや使われる文脈を理解することで、適切な表現を選ぶことができます。ぜひ参考にして、英語表現の幅を広げてください。

前後のおすすめ記事