「棘」は英語で何という?例文付きで解説!

「棘」は英語で何と言えばよい?

「棘」と聞いて、何を思い浮かべますか?植物のトゲトゲした部分や、動物の体にある鋭い部分を想像するかもしれませんね。「棘」を英語で表現するとき、どのように言えばよいのでしょうか?

左の画像

この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「棘」の英語訳①spine

「棘」を英語で表すときによく使われるのが「spine」です。この「spine」は、動物の背骨や、サボテンのような植物のトゲを指すときに使われます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The cactus has sharp spines. (サボテンには鋭い棘があります。)
② The porcupine’s spines are its main defense. (ヤマアラシの棘は主な防御手段です。)
③ He felt a chill run down his spine. (彼は背筋に冷たいものを感じた。)

「棘」の英語訳②thorn

「thorn」も「棘」として使われます。特にバラのような植物のトゲを指すときに用いられます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The rose bush is full of thorns. (バラの茂みは棘だらけです。)
② She pricked her finger on a thorn. (彼女は棘で指を刺しました。)
③ Thorns can be quite painful if not careful. (棘は注意しないとかなり痛いです。)

「棘」の英語訳③prickle

「prickle」は小さくて細い棘を指すときに使われます。植物や動物の体にある小さなトゲを表現するのに適しています。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The hedgehog’s prickles are soft to the touch. (ハリネズミの棘は触ると柔らかいです。)
② The plant’s prickles can irritate the skin. (その植物の棘は肌を刺激します。)
③ He felt a prickle on his arm. (彼は腕に棘を感じた。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
spine:動物の背骨やサボテンのような植物のトゲを指す。例:The cactus has sharp spines.
thorn:バラのような植物のトゲを指す。例:The rose bush is full of thorns.
prickle:小さくて細いトゲを指す。例:The hedgehog’s prickles are soft to the touch.


「棘」を使う際によく用いられる表現

表現① remove a thorn

remove a thornは棘を取り除くという意味の表現です。
例文:He carefully removed the thorn from his finger. (彼は慎重に指から棘を取り除いた。)

表現② spine-chilling

spine-chillingは背筋が凍るようなという意味の表現です。
例文:The horror movie was spine-chilling. (そのホラー映画は背筋が凍るようなものでした。)

「棘」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
sharp 鋭い
prick 刺す
defense 防御
remove 取り除く

まとめ

「棘」を英語で表現する際には、文脈に応じて「spine」、「thorn」、「prickle」を使い分けることが重要です。それぞれの単語は異なるニュアンスを持ち、使われる場面も異なります。例えば、動物の背骨やサボテンのトゲには「spine」、バラのトゲには「thorn」、小さなトゲには「prickle」が適しています。これらの違いを理解して、適切な表現を選びましょう!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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