「ability」の意味は?どのように使う?
英単語「ability」は、何かを成し遂げる力やその可能性を表現する言葉です。具体的には、「できること」「能力」「技量」「力量」「才能」といった意味があります。ここでは、「ability」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきます。
①「能力」「才能」としての「ability」の使い方
「ability」は、多くの場合「能力」や「才能」を指します。これは、ある特定のことをうまく行う力を表現します。たとえば、数学の能力が高い人や、引っ込み思案な性格を克服する能力がある人について話すときに使われます。
例文:She has the ability to solve complex math problems.(彼女には複雑な数学の問題を解く能力があります。)
例文:His ability to communicate effectively is impressive.(彼の効果的にコミュニケーションを取る能力は見事です。)
例文:The athlete showed remarkable ability on the field.(そのスポーツ選手はフィールドで素晴らしい能力を見せました。)
実際の使用例
これまでに「ability」の意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこの単語がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Do you think he has the ability to lead the team?
(彼にはチームを率いる能力があると思いますか?)
B: Absolutely, he has shown great leadership skills before.
(もちろん、彼は以前にも素晴らしいリーダーシップを見せています。)
A: Her ability to adapt to new situations is exceptional.
(彼女の新しい状況に適応する能力は特別です。)
B: Yes, that’s why she’s so successful in her career.
(ええ、だからこそ彼女はキャリアで成功しているんです。)
「ability」と似ている単語・同じように使える単語
capability
「capability」も「能力」という意味がありますが、特に何かを行うための潜在的な力や適性を表します。「ability」と比べて、より可能性にフォーカスすることが多いです。
例文:The new software has the capability to handle large amounts of data.(新しいソフトウェアは大量のデータを処理する能力があります。)
skill
「skill」は「技量」や「技術」を意味し、「ability」と似ていますが、特に訓練や経験によって得られた能力を指します。
例文:His skill in playing the piano is outstanding.(彼のピアノ演奏の技量は驚異的です。)
それぞれの使い分け方
「ability」:一般的に「能力」や「才能」を示すときに使います。
「capability」:特に可能性や潜在的な力を強調するときに使います。
「skill」:訓練や経験によって得られた技量や技術を示すときに使います。
「ability」を含む表現・熟語
「ability」は単独で使われることが多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。ここではその例をいくつか挙げてみましょう。
① natural ability(天性の才能)
例文:She has a natural ability to make people feel welcome.(彼女には人々を歓迎させる天性の才能があります。)
② cognitive ability(認知能力)
例文:Cognitive ability tests are often used in job interviews.(認知能力テストは就職面接でよく使われます。)
③ ability to adapt(適応する能力)
例文:The company’s ability to adapt to market changes is crucial.(その会社が市場の変化に適応する能力は重要です。)
