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英語「initiative」の意味や使い方は?例文を交えて解説

「initiative」の意味は?どのように使う?

英単語「initiative」には「主導権」「新しい試み」「率先」といった意味があります。何かを始める際の積極的な行動や、新しい計画を立ち上げるときに使われることが多いです。ここでは、「initiative」のさまざまな意味とその使い方について、詳しく解説していきます。

①「主導権」の場合の使い方

「initiative」には「主導権」という意味があります。これは、グループやチームの中でリーダーシップを取るときや、物事を自分から進めるときに用います。

例文:She took the initiative in organizing the meeting.(彼女は会議の主導権を握って進行した。)
例文:The manager encouraged employees to take the initiative.(マネージャーは社員に率先して行動するよう促した。)
例文:He lost the initiative during the negotiation.(彼は交渉中に主導権を失った。)

②「新しい試み」の場合の使い方

「initiative」はまた「新しい試み」や「新規プロジェクト」という意味もあります。これは、新しいことを始める際の決断や計画を表現するのに使われます。

例文:The company launched a new initiative to reduce waste.(その会社は廃棄物を減らすための新しい試みを開始した。)
例文:Government initiatives in education have shown positive results.(教育における政府の新規プロジェクトは良い結果を示している。)
例文:This initiative aims to improve public transportation.(この新しい試みは公共交通機関の改善を目指している。)

③「率先」の場合の使い方

「initiative」には「率先」という意味もあります。特定の行動を積極的に始めるとき、自分から動く姿勢を示す際に使用されます。

例文:He showed great initiative by volunteering for the difficult task.(彼はその難しい仕事に志願することで大きな率先力を示した。)
例文:Initiative is key to success in any field.(どの分野においても率先力は成功の鍵である。)
例文:Taking initiative can lead to personal growth.(率先することは個人の成長につながる。)


実際の使用例

これまでに「initiative」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。

A: Who took the initiative to start this project?
(誰がこのプロジェクトを始めるために主導権を取ったの?)

B: It was Sarah, she had a great idea and motivated us all.
(サラです。彼女は素晴らしいアイデアを持っていて、私たち全員を奮い立たせました。)

A: This new initiative seems promising.
(この新しい試みは期待できそうですね。)

B: Yes, if we all work together, it could be very successful.
(ええ、みんなで協力すれば、とても成功するかもしれませんね!)


「initiative」と似ている単語・同じように使える単語

enterprise

「enterprise」という単語も「事業」や「挑戦」という意味があり、「initiative」と似た使い方ができますが、特にビジネスや産業において新しいことを始める際に使われることが多いです。

例文:The new enterprise aims to innovate in the tech industry.(その新事業は技術産業における革新を目指している。)

venture

「venture」は「冒険」や「リスクを伴う試み」という意味で、「initiative」に近いニュアンスを持っています。特に新しいビジネスに乗り出す際に使われます。

例文:Starting a new venture can be risky but rewarding.(新しい事業を始めることはリスクがあるが、やりがいがある。)

それぞれの使い分け方

「initiative」:新しい試みや行動の始まりを示すときに使います。
「enterprise」:特にビジネスや産業での新しい試みを示すときに使います。
「venture」:リスクを伴う新しい試みや事業を示すときに使います。

「initiative」を含む表現・熟語

「initiative」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中でも使われます。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。

① take the initiative(率先してやる)
例文:In team projects, it’s important to take the initiative.(チームプロジェクトでは、率先してやることが重要である。)

② lose the initiative(主導権を失う)
例文:After the opponent’s counterattack, they lost the initiative.(相手の反撃の後、彼らは主導権を失った。)

③ initiative for change(変革のための試み)
例文:The group started an initiative for change in local policies.(そのグループは地域政策の変革を目指す試みを始めた。)

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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