「duty」の意味は?どのように使う?
英単語「duty」には「義務」「責任」「任務」といった意味があります。また、特定の状況では「関税」や「税金」という意味でも使われます。ここでは、「duty」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「義務」の場合の使い方
「duty」には「義務」という意味があります。これは、しなければならないことや、守るべきものを指します。日常生活や仕事でよく使われますよ。
例文:It is our duty to protect the environment.(環境を守ることは私たちの義務です。)
例文:Parents have a duty to care for their children.(親は子供を世話する義務があります。)
例文:Every citizen has a duty to obey the law.(すべての市民には法律に従う義務があります。)
②「責任」の場合の使い方
「duty」は「責任」という意味でも使われます。何かを担当したり、やり遂げるべき責任を持っている状態を表現します。
例文:She felt it was her duty to help those in need.(彼女は困っている人を助けるのが自分の責任だと感じていました。)
例文:As a teacher, it’s my duty to educate my students.(教師として、生徒を教育するのは私の責任です。)
例文:He took his duty as team leader very seriously.(彼はチームリーダーとしての責任を非常に真剣に受け止めていました。)
③「任務」の場合の使い方
「duty」はまた、「任務」という意味でもあります。特に、特定の役職や役割に関連する仕事やタスクを指します。
例文:His duty as a firefighter is to save lives.(消防士としての彼の任務は命を救うことです。)
例文:The soldier completed his duty without hesitation.(その兵士は躊躇なく任務を遂行しました。)
例文:She was assigned a new duty at work today.(彼女は今日、新しい任務を職場で割り当てられました。)
④「関税」の場合の使い方
「duty」は経済の文脈では「関税」という意味も持っています。これは輸入品に課される税金を指します。
例文:The duty on imported goods was increased.(輸入品の関税が引き上げられました。)
例文:Travelers must declare any goods subject to duty.(旅行者は関税の対象となる商品を申告しなければなりません。)
例文:The duty charged on luxury items is high.(高級品にかかる関税は高いです。)
実際の使用例
これまでに「duty」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: What do you think our duty is as citizens?
(市民としての私たちの義務は何だと思いますか?)
B: I believe it’s to vote and stay informed about community issues.
(投票し、地域の問題について情報を得ることだと思います。)
A: I have a duty shift tonight at the hospital.
(今夜は病院での当番があります。)
B: Good luck! Hope it’s a quiet night.
(頑張ってね!静かな夜だといいね。)
「duty」と似ている単語・同じように使える単語
responsibility
「responsibility」という単語も「責任」という意味があり、「duty」と同様に使えますが、より個人の自発的な責任や負担を強調する際に用いられます。
例文:It’s your responsibility to take care of the pet.(ペットの世話をするのはあなたの責任です。)
obligation
「obligation」は「義務」という意味で、「duty」に近い使い方ができます。特に法律や社会的規範に基づく義務を強調する際に用いられることが多いです。
例文:You have an obligation to report the incident.(その事件を報告する義務があります。)
それぞれの使い分け方
「duty」:一般的な義務や任務を示すときに使います。
「responsibility」:個人の自発的な責任を強調するときに使います。
「obligation」:法律や社会的規範に基づく義務を強調するときに使います。
「duty」を含む表現・熟語
「duty」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① off duty(勤務時間外の)
例文:The police officer was off duty when the incident occurred.(その警官は事件が起きた時、勤務時間外でした。)
② on duty(勤務中の)
例文:The nurse is on duty until midnight.(その看護師は夜中まで勤務中です。)
③ duty-free(免税の)
例文:I bought a duty-free watch at the airport.(私は空港で免税の腕時計を買いました。)