「degree」の意味は?どのように使う?
英単語「degree」には多くの意味が存在します。例えば、学位、度合い、気温や角度を表す単位などがあります。ここでは、「degree」のさまざまな意味とその使い方について、詳細に解説していきましょう。
・学位
・度合い
・温度や角度
①「学位」の場合の使い方
「degree」は大学などで取得する「学位」を指します。例えば、大学で特定の科目を修了したときに授与されるものを言います。
例文:She earned a degree in biology from Harvard.
(彼女はハーバード大学で生物学の学位を取得した。)
例文:He is pursuing a master’s degree in engineering.
(彼は工学の修士号を目指している。)
例文:A degree in economics can be very versatile.
(経済学の学位は非常に応用が効く。)
②「度合い」の場合の使い方
「degree」は物事の「度合い」や「程度」を表すときにも使います。何かがどのくらい進んでいるかや、影響を受けているかを示します。
例文:The degree of difficulty was high in the test.
(試験の難易度は高かった。)
例文:Her degree of fluency in French is impressive.
(彼女のフランス語の流暢さは素晴らしい。)
例文:He agreed to a certain degree with the proposal.
(彼は提案にある程度同意した。)
③「温度や角度」の場合の使い方
「degree」は温度や角度を表す単位としても使用されます。これは日常会話や計算でよく使われます。
例文:The temperature is 30 degrees Celsius today.
(今日は気温が30度だ。)
例文:The angle is 90 degrees in a right triangle.
(直角三角形の角度は90度だ。)
例文:Water boils at 100 degrees Celsius.
(水は100度で沸騰する。)
実際の使用例
これまでに「degree」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: What degree did you get from university?
(大学ではどんな学位を取得したの?)
B: I got a degree in computer science.
(コンピューターサイエンスの学位を取得したよ。)
A: It’s 40 degrees outside today!
(今日は外の気温が40度だよ!)
B: That’s really hot! We should stay inside.
(それは本当に暑いね!中にいよう。)
「degree」と似ている単語・同じように使える単語
extent
「extent」は「範囲」や「程度」を意味し、「degree」と似た使い方ができます。特に物事の広がりや影響の度合いを強調したいときに用います。
例文:The extent of the damage was severe.
(損害の範囲は深刻だった。)
level
「level」は「水準」や「段階」を意味し、「degree」と同様に使えます。特に何かがどの段階や高さにあるかを示したいときに使われます。
例文:She is at an advanced level in her studies.
(彼女は勉強で上級レベルにいる。)
それぞれの使い分け方
「degree」:特定の学位や程度、単位を示すときに使う。
「extent」:範囲や影響の大きさを強調するときに用いる。
「level」:段階や水準を示すときに適している。
「degree」を含む表現・熟語
「degree」は単独でも使われますが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例を紹介しましょう。
① to some degree(ある程度)
例文:I agree with you to some degree.
(私はあなたにある程度同意します。)
② by degrees(徐々に)
例文:By degrees, he became more confident in his skills.
(徐々に彼は自分のスキルに自信を持つようになった。)
③ degree of freedom(自由度)
例文:The machine has a high degree of freedom in its movements.
(その機械は動きに高い自由度を持っている。)