「cry」の意味は?どのように使う?
英単語「cry」は、感情が高ぶったときに声を出したり、涙を流して感情を表現する行為を指します。具体的には「叫ぶ」「泣く」「大声で泣く」といった意味があります。言葉や感情があふれ出す瞬間を描写するのにぴったりの単語ですね。ここでは、「cry」のさまざまな意味とその使い方について詳しく見ていきます。
①「泣く」の場合の使い方
「cry」には「泣く」という意味があり、涙を流して感情を表現する際に使われます。悲しいときや嬉しいとき、感動したときなど、多くの状況で用いることができます。
例文:She began to cry when she heard the sad news.(彼女は悲しい知らせを聞いて泣き始めた。)
例文:The baby cried loudly because he was hungry.(赤ちゃんはお腹が空いて大声で泣いた。)
例文:He cried tears of joy at his friend’s wedding.(彼は友人の結婚式で嬉し涙を流した。)
②「叫ぶ」の場合の使い方
「cry」には「叫ぶ」という意味もあります。驚いたり、助けを求めたりするときに使います。ここでは、何かを強調して伝えたいときに使うことができます。
例文:She cried for help when she saw the fire.(彼女は火事を見て助けを求めて叫んだ。)
例文:He cried out in pain after he fell down.(彼は転んで痛みで叫び声を上げた。)
例文:The coach cried instructions to the players during the game.(コーチは試合中に選手たちに指示を叫んだ。)
実際の使用例
これまでに「cry」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Why is the baby crying?
(赤ちゃんはなぜ泣いているの?)
B: He might be hungry or need a diaper change.
(お腹が空いているか、おむつを替えてほしいのかもね。)
A: I heard someone cry for help.
(誰かが助けを求めて叫んでいるのを聞いたよ。)
B: Let’s see if they need any assistance.
(何か助けが必要か見に行こう。)
「cry」と似ている単語・同じように使える単語
shout
「shout」は「cry」と似ていて、「叫ぶ」という意味がありますが、より大きな声で叫ぶことを強調します。
例文:He shouted at the top of his lungs to get everyone’s attention.(彼はみんなの注目を集めるために大声で叫んだ。)
weep
「weep」は「涙を流す」という意味で、「cry」と似た使い方をしますが、より静かで長時間にわたって泣くことを表します。
例文:She wept quietly throughout the movie.(彼女は映画の間中静かに涙を流していた。)
それぞれの使い分け方
「cry」:一般的に感情を声や涙で表現するときに使います。
「shout」:特に大声で叫ぶときに使います。
「weep」:静かに長時間泣くことを表現するときに使います。
「cry」を含む表現・熟語
「cry」は単独で使われることもありますが、さまざまな表現や熟語の中にも現れます。以下にその例をいくつか紹介します。
① cry wolf(狼が来たと嘘をつく)
例文:If you cry wolf too often, no one will believe you when you’re actually in trouble.(嘘ばかりついていると、本当に困ったときに誰も信じてくれないよ。)
② cry over spilt milk(覆水盆に返らず)
例文:There’s no use crying over spilt milk, just learn from the mistake and move on.(覆水盆に返らずだから、その失敗から学んで前に進みなさい。)
③ cry one’s heart out(心ゆくまで泣く)
例文:She cried her heart out after the breakup.(彼女は別れた後、心ゆくまで泣いた。)
