「say」の意味は?どのように使う?
英単語「say」は、言葉や考えを口に出して伝える行為を指します。具体的には「言う」「述べる」「示す」といった意味があります。この言葉は、会話の中で何かを伝えたり、物事を表現したりするときによく使われます。ここでは、「say」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「言う」「述べる」の場合の使い方
「say」は、人が何かを言葉で伝えるときに使われます。例えば、誰かが何かを発表したり、発言したりする場面でよく登場します。
例文:She said that she would be late.(彼女は遅れると言いました。)
例文:What did he just say about the meeting?(彼は会議について何と言ったの?)
例文:Please say your name.(名前を言ってください。)
②「示す」の場合の使い方
「say」は、何かを示したり、ある情報を表現する際にも使われます。具体的に示される内容が何かを伝える時に便利な単語です。
例文:The sign says “No Parking”.(看板には「駐車禁止」と書かれています。)
例文:The clock says it’s noon.(時計は正午を示しています。)
例文:The report says that the project is on track.(報告書にはプロジェクトが順調と書いてあります。)
実際の使用例
これまでに「say」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Did you hear what Sarah said at the meeting?
(会議でサラが何を言ったか聞いた?)
B: Yes, she said the project is going well.
(うん、プロジェクトはうまくいっていると言っていたよ。)
A: The news says it’s going to rain tomorrow.
(ニュースでは明日雨が降るって言ってたよ。)
B: Then we should bring our umbrellas.
(それなら傘を持って行かないとね。)
「say」と似ている単語・同じように使える単語
tell
「tell」は「say」と似ていますが、特に情報を伝達する際に用いられます。他者に具体的な情報や指示を与えるときに多く使われます。
例文:Can you tell me the time?(時間を教えてもらえますか?)
express
「express」は「感情や考えを表現する」という意味で、「say」と同様に使えますが、特に感情表現やアイデアの伝達を強調する際に使用されます。
例文:He expressed his gratitude in a heartfelt speech.(彼は心のこもったスピーチで感謝の意を表しました。)
それぞれの使い分け方
「say」:一般的に何かを言うときに使います。
「tell」:誰かに情報や指示を伝えるときに使います。
「express」:感情や考えを特に表現するときに使います。
「say」を含む表現・熟語
「say」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① say cheese(チーズと言って)
例文:The photographer asked everyone to say cheese before taking the photo.(写真家は写真を撮る前にみんなに「チーズ」と言うように頼んだ。)
② say the least(控えめに言っても)
例文:The movie was entertaining, to say the least.(その映画は控えめに言っても面白かった。)
③ have a say(意見を持つ)
例文:Everyone should have a say in important decisions.(重要な決定には誰もが意見を持つべきだ。)
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