「wont」の意味は?どのように使う?
英単語「wont」は、特定の行動や状態が習慣になっていることを表す単語です。たとえば、「いつものように」や「慣れている」というニュアンスがあります。この単語は、特に何かを自然に、無意識のうちにしている様子を伝えるときに使われます。ここでは、「wont」の意味とその使い方について詳しく解説していきます。
- いつものように
- 慣れた
「wont」の使い方
「wont」は、何かを自然に、習慣的に行う様子を表現するのに使います。例えば、毎朝コーヒーを飲むことが習慣になっている人が、「彼はいつものようにコーヒーを淹れた」と表現する際にぴったりです。
例文:He was wont to rise early and go for a jog.(彼は早起きしてジョギングに行くのが常でした。)
例文:As was her wont, she greeted everyone with a smile.(彼女はいつものように、笑顔でみんなに挨拶をしました。)
例文:They were wont to have long conversations on the porch.(彼らはポーチで長い会話をするのが常でした。)
実際の使用例
「wont」を使った例をもう少し見てみましょう。これらの例から、日常会話でどのように使われるかを理解しましょう。
A: It seems like he’s always busy with something.
(彼はいつも何かに忙しそうだね。)
B: Yes, it’s his wont to keep himself occupied.
(ええ、彼はいつも何かしているのが常だからね。)
A: She left early, as is her wont.
(彼女はいつものように早く出発したね。)
B: Yeah, she likes to avoid traffic.
(そうだね、彼女は渋滞を避けたいんだよ。)
「wont」と似ている単語・同じように使える単語
habit
「habit」という単語は「習慣」という意味で、「wont」と非常に似ていますが、より一般的に使われます。日常的なルーチンや癖を指す際に使われることが多いです。
例文:He has a habit of biting his nails.(彼には爪を噛む癖があります。)
customary
「customary」は「慣習的な」「普段の」という意味で、「wont」と似た状況で使われます。特にある文化や集団における習慣を指すことが多いです。
例文:It’s customary to shake hands when meeting someone new.(初対面の人とは握手をするのが慣習です。)
それぞれの使い分け方
「wont」:主に個人の習慣や自然な行動を表現します。
「habit」:一般的な習慣や癖を指します。
「customary」:文化や集団における慣習を強調する際に使います。
「wont」を含む表現・熟語
「wont」は単体として使われることが多いですが、文脈によっていくつかの表現と組み合わされることがあります。以下にその例を挙げてみましょう。
① as is one’s wont(いつものように)
例文:She arrived late, as is her wont.(彼女はいつものように遅れて到着した。)
② wont to do(…するのが常である)
例文:He is wont to forget his keys.(彼は鍵を忘れるのが常です。)
③ wonted ways(いつものやり方)
例文:He continued with his wonted ways despite the changes.(変化にもかかわらず、彼はいつものやり方を続けた。)
