「病は気から」は英語では Fancy may kill or cure. あるいは Your mind controls your body. といった言い方で表現できます。どちらも定型的な英語ことわざ表現です。
定型フレーズでなくても、たとえば「心の持ちようが大切」という風に表現すれば、「病は気から」の趣旨は十分に表現できます。言いたいことをかみ砕いて言い換える力を身につけましょう。
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「病は気から」は英語では Fancy may kill or cure. あるいは Your mind controls your body. といった言い方で表現できます。どちらも定型的な英語ことわざ表現です。
定型フレーズでなくても、たとえば「心の持ちようが大切」という風に表現すれば、「病は気から」の趣旨は十分に表現できます。言いたいことをかみ砕いて言い換える力を身につけましょう。
多忙をきわめる情況を、日本語では「時間が足りない」と表現しますが、英語でも lack of time (時間の不足)という言い方で同じ趣旨が表現できます。
もっとも、「足りない」という表現に固執するのでなければ、言い換えの余地はいくらでもありそうです。たとえば、「もっと時間の余裕が欲しい」とか、「多忙を極める」「めちゃくちゃ急ぐ」とか。柔軟な発想は表現のひとつのポイントといえます。
日本語には「熱しやすく冷めやすい」という言い回しがありますが、これを英語で表現する場合、おおむね日本語をそのまま英訳する調子で表現することになるでしょう。
「~しやすい」部分に対応する言い方は、「急速に」という意味なら quickly 、「容易に」という意味なら easily 、という風に使い分けられます。熱する・冷めるという部分も、意味ニュアンスに応じて表現を選ぶ余地があります。
自分の行いの結果が自分への仕打ちとして返ってくる。日本語では「自業自得」とか「因果応報」とか「自分でまいた種」などのような慣用表現で表現できます。英語にも同様の状況を表現する言い方が複数あります。
ストレートに述べる言い方もあれば、比喩を使った慣用句まで、さまざまな言い方があります。使い所は限られてくるでしょうけれど、英語の言い回しの面白さが感じられるフレーズが満載です。 続きを読む
ことわざ(諺)を英語では proverb といいます。英語のことわざには日本語とはまた違った独特の良さがあります。短い端的なフレーズの中に込められた含蓄や洞察は、英語だけでなく人生観そのものを鍛えてくれそうです。
英語のことわざの中には、表現も意味も日本語のことわざと共通していて、ほぼ英和直訳の関係といえるようなことわざもあります。
英和共通のことわざの多くは西洋から日本へ伝わったことわざ・格言(つまり英→和の方向)といえます。英語のことわざも必ずしも英語オリジナルとは限らず、有史以来の西欧の歴史に負うところが大きいのですが、その辺はいったんおいておきましょう。
ことわざを覚えると要約力が身につきます。日常会話の中で披露する機会はそう多くはないでしょうけれど、日常の場面を想定しながらことわざを考えると、機転の効き方が違ってきます。