英語で「自業自得」「自分のまいた種」を表現するフレーズ集

自分の行いの結果が自分への仕打ちとして返ってくる。日本語では「自業自得」とか「因果応報」とか「自分でまいた種」などのような慣用表現で表現できます。英語にも同様の状況を表現する言い方が複数あります。

ストレートに述べる言い方もあれば、比喩を使った慣用句まで、さまざまな言い方があります。使い所は限られてくるでしょうけれど、英語の言い回しの面白さが感じられるフレーズが満載です。

ストレートに表現する言い方

It serves you right. (当然の報いだね)

it を省いて Serves you right. とだけ言う場合も多々あります。文字通りには「君はそういう仕打ちを受けて当然だ」というような意味合い、ニュアンスとしては「ざまみろ」に近い罵りもいくらか含みます。

serve には「(人を)(~のように)遇する」「(人に)(~のような)仕打ちをする」といった意味合いの用法があります。

? OMG, I failed the examination.
なんてこった、落第した
? I know you went to the party the day before the exam. Serves you right!
おまえ試験前日にパーティー行ってたしな、ま当然だろ

You asked for it. (自分が望んだ結果だろう)

You asked for it. は「あなたがそれを求めた」すなわち「自分がこうなるようにしたんじゃないか」という意味で「自業自得」を表現するフレーズです。過去進行形で You were asking for it.  と表現されることもあります。

先述の Served you right. と比べると幾分マイルドな言い方といえます。

? Listen! She dumped me!
聞いてくれよ!俺フられちゃったよ
? I saw you went out with another girl. You asked for it.
あんたが他のコと歩いてるところ見たよ、フラれて当然だわな

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Get just deserts. (相応の賞罰を受けよ)

just は形容詞としては「正当な」「相応の」といった意味があります。desert には「報い」「賞罰」といった意味があります。なお desert は「砂漠」を指す desert と同じ綴りで、食後のデザートを指す dessert ではありません。

? Soon he will get(receive) his just deserts.
近いうちに彼は罰を受けるでしょう

bring on oneself (自ら招いたことだ)

bring on (もたらす)oneself (自分自身で)という表現で文字通り「自ら招いたことだ」と表現する言い方もできます。You have brought it on yourself. (あなた自身が招いたものだ)のように使われます。

やや堅めの言い回しです。

? I’m sorry to hear that, but you have brought it on yourself.
お気の毒さま。しかしそれはあなた自身が招いた事ですから

You have only yourself to blame (自分を責める他ない)

You have only yourself to blame. は「責めることができるのは自分自身だけだ」という意味で「自業自得」を表現する言い方です。これも少し堅めの表現といえます。

さらに堅い言い方では You have no one to blame but yourself. のような表現もあります。

? You ignored my advice. You have no one to blame but yourself.
ぼくの忠告を無視した君のね、自業自得というもんだよ

比喩的に表現する慣用的な言い回し

「鳥は止まり木に帰ってくる」

英語には Chickens come home to roost. という言い回しがあります。roost は「ねぐら」「鳥の止まり木」という意味の語。つまり、「鳥が止まり木に帰ってくる」あるいは「ニワトリが鶏舎に戻ってくる」と述べる表現です。

鳥が帰巣本能を使い巣に帰ってくるように、自分の行いの結果は確実に自分のもとに帰ってきますよという警句です。

? You should reflect on that. Chickens are coming home to roost.
よく考えたほうがいいよ、結果はきっと自分に帰ってくるよ

「自分で敷いた布団に寝なさい」

You’ve made your bed.(君が自分で作った寝床だ)というフレーズもあります。make one’s bed はいわゆる「ベッドメイキング」を指すもので、日本語なら「布団を敷く」とでも訳すべき表現です。

この表現は基本的に You’ve made your bed now it’s time to lie in it. (自分で自分の布団を敷いたんだ、さあ今がその布団で寝る時だ)という言い回しを略したフレーズです。 now~ 以降は省略されがちです。

? What can I do with this trouble?
この問題にどう向き合えばいいんだろうか
?I don’t know, but you made your bed.
オレは知らん、おまえが自分でこしらえた状況だ

「自分で蒔いた種を収穫する」

You reap what you sow. (自分で蒔いた種を収穫する)は、日本語でも一般的に用いられる表現ですが、英語でもそのまま対応する表現があります。というよりも、もともと西欧のことわざで、日本に伝わって定着したと言うべきでしょう。

根本を辿ると新約聖書の記述にルーツが見いだされるとされています。

Do not be deceived, God is not mocked; for whatever a man sows, this he will also reap.
―― New American Standard Bible(新アメリカ標準訳聖書), Epistle to the Galatians , 6:7
まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる。
―― 日本聖書協会 「ガラテヤの信徒への手紙」 6章7節(口語訳)より

sow が「種を蒔く」、reap が「収穫する」を意味する語です。

You reap what you sow. の他に As you sow, so you reap. などと表現される場合もあります。

聖書つながりのことわざ・慣用句としては「豚に真珠」なども良く知られたところでしょう。ちなみに「自業自得」はもともとは仏教用語です。

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