TOEIC(R)テスト対策に「ビジネス洋書」のススメ

TOEICテストの長文読解問題では求人広告や業務連絡といったビジネス関連の話題がかなりの割合で出題されます。単語や表現は通常の英文と大して変わらないのですが、単純に呼むだけでは内容がよく把握できない可能性があります。ビジネスの文脈において、単語や表現がどのような意味合いを持つのか、を事前に把握しておくことが重要になってきます。

「ビジネス関連の入門書を洋書で読んでみる」という学習方法は、TOEICの長文読解問題対策のひとつとして、実はかなり有効です。日本語訳が単独で出版されているような著名な入門書がベストです。英語版の原著と、できれば日本語版の本も併せて手に入れましょう。そして部分部分で日本語訳を参考にしつつ読んでみましょう。

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日本でも名が知られているような著名なビジネス入門書は、基本的に平易な英語で書かれています。書かれている内容も理解しやすく、面白く読めます。意味が分からない部分は辞書を引き、それでも意味がつかめなければ日本語訳を参照しましょう。訳文は直訳・逐語訳にはなっていないでしょうが、どういう意味合いのことがかかれているかが分かります。訳出のプロセスを分析することで、表現のニュアンスはより深く理解できます。

これは一見するとTOEICとはあまり関係なさそうな学習法ですが、中々あなどれません。TOEIC対策用の教材では、どうしても断片的な内容になってしまうため、問題の背景にあるビジネス上の知識が身につかず、また問題そのものもつまらないという決定的な弱点があります。英文そのものに興味をもって学習に取り組めば学習効率は格段に違います。勉強も苦痛ではなくなるでしょう。

もっとも、ビジネス書を読んでビジネス英文に慣れるという学習方法は、英文を読んであらかた意味がわかる程度の地力を必要とします。いくらか実力がついてきてからの総仕上げといったタイミングが現実的といえるでしょう。


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