以下の日本語と英語を比べてみましょう。
今日プレゼンテーションをした人を知っています。
I know the person who gave a presentation today.
これが先生が授業中に話題にした本です。
This is the book which our teacher talked about in class.
日本語では「人」や「本」を説明する部分が前からかかっています。英語では、the personと言ってから、「誰かというと…」という感じで
who…を足しています。the bookと言ってから、「どれかというと…」という感じで
which…を足しています。
「人」の場合はwhoで、「もの・こと」の場合はwhichで情報を足すことができます。
上の2つの例文で、whoとwhichのかわりにthatを使うこともできます(文全体の意味は変わりません)。名詞から後ろの部分だけ注目してみましょう。
the person that gave a presentation today
the book that our teacher talked about in class
このthatは前の名詞を受けて、「それは…」という感じで、情報を追加するはたらきがあります。
上で説明したwho, which, thatは「関係代名詞」と呼ばれています。
例文:
“I like the song that you told me about last week.”
「先週あなたが教えてくれたあの曲、気に入ったよ。」
“The teacher always carries his bag, which has many pockets.”
「その先生は、いつもポケットがたくさんついているかばんを持ち歩いている。」
“Are there many people in the country who do not speak English?”
「その国には英語を話さない人が多くいるのでしょうか?」