「恣意的」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「恣意的」は英語で何と言えばよい?

「恣意的」という言葉を聞いたことがありますか?この言葉を英語で表現するには、どんな単語が適切でしょうか?

左の画像

この記事では「恣意的」の英語訳をいくつか紹介し、それぞれの使い方について解説します。ぜひ参考にしてください!

「恣意的」の英語訳①arbitrary

「恣意的」の英語訳としてよく使われるのが「arbitrary」です。この単語は、特に理由や基準がなく、個人の判断や気まぐれによって決定されることを表します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The decision to change the rules was arbitrary.(ルールを変更する決定は恣意的だった。)
②His choice of words seemed arbitrary.(彼の言葉の選び方は恣意的に見えた。)
③The manager’s arbitrary decisions frustrated the team.(マネージャーの恣意的な決定がチームを苛立たせた。)

「恣意的」の英語訳②capricious

「capricious」も「恣意的」として使われますが、こちらは特に気まぐれで予測不可能な行動を指します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The weather here is notoriously capricious.(ここの天気は気まぐれで有名だ。)
②She is known for her capricious nature.(彼女は気まぐれな性格で知られている。)
③His capricious behavior made it hard to work with him.(彼の気まぐれな行動は一緒に働くのを難しくした。)

「恣意的」の英語訳③willful

「willful」は意図的で、自分の意思を貫くというニュアンスを持ちます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①Her willful disregard for the rules caused problems.(彼女の規則を無視する意図的な行動が問題を引き起こした。)
②He made a willful decision to ignore the advice.(彼は意図的に助言を無視する決定をした。)
③The child’s willful behavior was challenging for the parents.(その子供の意図的な行動は親にとって難題だった。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
arbitrary:特に理由や基準がなく、個人の判断や気まぐれによるもの。例:The decision to change the rules was arbitrary.
capricious:気まぐれで予測不可能な行動を指す。例:The weather here is notoriously capricious.
willful:意図的で、自分の意思を貫くという意味。例:Her willful disregard for the rules caused problems.


「恣意的」を使う際によく用いられる表現

表現① make an arbitrary decision

make an arbitrary decisionは、理由なく決定を下すという意味の表現です。
例文:The manager made an arbitrary decision to change the schedule.(マネージャーはスケジュールを変更する恣意的な決定をした。)

表現② act capriciously

act capriciouslyは、気まぐれに行動するという意味の表現です。
例文:She tends to act capriciously, which confuses her friends.(彼女は気まぐれに行動する傾向があり、友人を混乱させる。)

「恣意的」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
decision 決定
behavior 行動
choice 選択

まとめ

「恣意的」という言葉を英語で表現する際には、「arbitrary」「capricious」「willful」などの単語が使われます。それぞれの単語は微妙に異なるニュアンスを持っており、文脈に応じて使い分けることが重要です。これらの単語を使いこなすことで、より正確なコミュニケーションが可能になります!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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