「sticky」の意味は?どのように使う?
英単語「sticky」には「粘着性のある」「べたべたする」「しつこい」といった意味があります。また、コンピューターの文脈では、ウインドウやメニューが「固定されている」という意味でも使われます。ここでは、「sticky」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「粘着性のある」の場合の使い方
「sticky」は「粘着性のある」という意味で、何かがくっつきやすい状態を表現するときに使います。たとえば、蜂蜜やのりのように手にくっつくものについて話すときに使われます。
例文:The honey jar is sticky on the outside.(蜂蜜の瓶が外側でべたべたする。)
例文:Be careful, the tape is very sticky.(注意して、そのテープはとても粘着性がある。)
例文:My hands are sticky from the candy.(キャンディーで手がべたべたしている。)
②「しつこい」の場合の使い方
「sticky」は、人や状況が「しつこい」と感じられるときにも使います。たとえば、質問を繰り返す人や、なかなか解決しない問題について話す際に用います。
例文:He can be quite sticky when he wants an answer.(彼は答えが欲しいとき、かなりしつこくなることがある。)
例文:The sticky situation seemed impossible to resolve.(そのしつこい状況は解決できないように思えた。)
例文:She asked sticky questions during the interview.(彼女はインタビューでしつこい質問をした。)
③ コンピューター用語での「固定されている」の場合の使い方
「sticky」はコンピューター用語としても使用され、ウインドウやメニューが「固定されている」ことを表します。特に、特定の表示位置に残る設定を示すことが多いです。
例文:The sticky note feature keeps my tasks visible.(スティッキーノート機能でタスクが見える状態に保たれる。)
例文:You can set the toolbar to be sticky.(ツールバーを固定するように設定できる。)
例文:A sticky header remains at the top of the webpage as you scroll.(スクロール中もウェブページの上部に固定されるヘッダー。)
実際の使用例
これまでに「sticky」のいくつかの意味と使い方を見てきた。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみよう。
A: Why is the table so sticky?
(なぜテーブルがこんなにべたべたしているの?)
B: I spilled some syrup earlier, sorry!
(さっきシロップをこぼしたんだ、ごめんね!)
A: Can you help me with this sticky problem?
(このしつこい問題を手伝ってくれる?)
B: Sure, let’s figure it out together.
(もちろん、一緒に解決しよう。)
「sticky」と似ている単語・同じように使える単語
adhesive
「adhesive」という単語も「粘着性のある」という意味があります。「sticky」と同様に何かがくっつきやすい状態を示す際に使えますが、一般的に接着剤やのりのようなものを指します。
例文:This adhesive is strong enough to hold the poster in place.(この接着剤はポスターをその場所にとどめるのに十分なくっつきを持つ。)
persistent
「persistent」は「しつこい」という意味で、「sticky」と近い使い方ができます。特に、しつこく続く状況や人に対して使われます。
例文:He was persistent in asking for a raise.(彼は昇給を求めてしつこく主張した。)
それぞれの使い分け方
「sticky」:粘着性のあるもの、またはしつこい状況を示すときに使う。
「adhesive」:特に接着剤の粘着性を示すときに使う。
「persistent」:しつこく続くことを強調するときに使う。