「昇給」は英語で何と言えばよい?
昇給を期待している皆さん、準備はできていますか?「昇給」を英語で表現する際、どのように言えばよいのでしょうか?
「昇給」の英語訳①raise
昇給の英語訳として一般的に使われるのが「raise」です。このraiseには給与が上がるというニュアンスがあります。
職場での評価が上がったときに使われることが多いですね。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①I received a raise after my performance review.(業績評価の後、昇給を受けました。)
②She is hoping for a raise this year.(彼女は今年、昇給を期待しています。)
③The company announced a raise for all employees.(会社は全従業員の昇給を発表しました。)
「昇給」の英語訳②salary increase
salary increaseも「昇給」として使うことができます。ただし、raiseが個人の給与の増加を指すのに対して、salary increaseはよりフォーマルな場面で使われることが多いです。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The annual salary increase will be implemented next month.(年次昇給は来月実施されます。)
②Employees are discussing the recent salary increase.(従業員たちは最近の昇給について話し合っています。)
③A salary increase is expected due to the company’s growth.(会社の成長により昇給が期待されています。)
「昇給」の英語訳③pay rise
イギリス英語では「pay rise」が一般的に使われます。これはraiseと同じ意味合いですが、地域によって使われる言葉が異なる点に注意が必要です。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①He was thrilled to receive a pay rise.(彼は昇給を受けて大喜びしました。)
②The union negotiated a pay rise for its members.(組合はメンバーのために昇給を交渉しました。)
③A pay rise is on the agenda for the next meeting.(次の会議の議題には昇給が含まれています。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
raise:個人の給与が上がることを指し、カジュアルな場面でよく使われる。
salary increase:フォーマルな文脈で使われ、組織全体の昇給を指すことが多い。
pay rise:イギリス英語で使われる表現で、raiseと同じ意味を持つ。
「昇給」を使う際によく用いられる表現
表現① negotiate a raise
negotiate a raiseは昇給を交渉するという意味の表現である。
例文:He plans to negotiate a raise with his boss.(彼は上司と昇給を交渉する予定です。)
表現② receive a pay increase
receive a pay increaseは昇給を受け取るという意味である。
例文:She was happy to receive a pay increase.(彼女は昇給を受けて嬉しかった。)
「昇給」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
bonus | ボーナス |
promotion | 昇進 |
compensation | 報酬 |
review | 評価 |
まとめ
昇給を表す英語には「raise」、「salary increase」、「pay rise」などがあります。それぞれの使い方やニュアンスを理解して、適切な場面で使い分けましょう。給与に関する話題は職場で重要なトピックなので、正確な表現を心がけることが大切です。