「昇格」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「昇格」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「昇格」のチャンスが訪れたことはありますか?仕事での昇格はキャリアにおいて重要なステップです。「昇格」を英語で表現する際、どんな言葉を使えばよいのでしょうか?

左の画像

この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けを解説します。ぜひ参考にしてください。

「昇格」の英語訳①promotion

昇格の英語訳として最も一般的に使われるのが「promotion」です。このpromotionには、職位や役職が上がるというニュアンスがあります。主にビジネスシーンで使われることが多いですね。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① She received a promotion to manager last month.(彼女は先月、マネージャーに昇格しました。)
② His hard work led to a promotion.(彼の努力が昇格につながりました。)
③ The company announced several promotions today.(会社は今日、いくつかの昇格を発表しました。)

「昇格」の英語訳②advancement

advancementも「昇格」として使うことができます。ただし、promotionが具体的な役職の上昇を指すのに対して、advancementはキャリア全体の進展や成長を意味することが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① Career advancement is important for personal growth.(キャリアの昇格は個人の成長に重要です。)
② She is focused on her professional advancement.(彼女は自身の職業的な昇格に集中しています。)
③ Opportunities for advancement are plentiful in this company.(この会社では昇格の機会が豊富です。)

「昇格」の英語訳③elevation

elevationも「昇格」を表すことができますが、これはよりフォーマルな文脈で使われることが多いです。特に地位やステータスの向上を指す場合に用いられます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① His elevation to the board of directors was well-deserved.(彼の取締役への昇格は当然のことでした。)
② The elevation of her status was recognized by her peers.(彼女の地位の昇格は同僚に認められました。)
③ The elevation in rank came with new responsibilities.(昇格に伴い新しい責任が生じました。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
promotion:具体的な役職の上昇を指し、ビジネスシーンで頻繁に使用される。例文:He got a promotion to senior manager.(彼はシニアマネージャーに昇格しました。)
advancement:キャリア全体の進展や成長を意味し、個人の成長を強調する際に使われる。例文:Advancement in this field requires dedication.(この分野での昇格には献身が必要です。)
elevation:フォーマルな文脈で地位やステータスの向上を指す。例文:Her elevation to CEO was a milestone.(彼女のCEOへの昇格は画期的な出来事でした。)


「昇格」を使う際によく用いられる表現

表現① climb the corporate ladder

climb the corporate ladderは企業内で昇格するという意味の表現です。
例文:He is eager to climb the corporate ladder.(彼は企業内で昇格することを熱望しています。)

表現② move up in the company

move up in the companyは会社内で昇進するという意味の表現です。
例文:She hopes to move up in the company soon.(彼女はすぐに会社内で昇進することを望んでいます。)

「昇格」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
position 役職
rank 階級
status 地位
opportunity 機会
responsibility 責任

まとめ

昇格を表す英語には、promotion、advancement、elevationなどがあります。それぞれの単語には異なるニュアンスがあり、使われる文脈も異なります。具体的な役職の上昇を指す場合はpromotion、キャリア全体の進展を意味する場合はadvancement、フォーマルな文脈で地位の向上を表す場合はelevationを使うと良いでしょう。これらの違いを理解して、適切な場面で使い分けてくださいね!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



englishcompany



WebRTCで無料英会話