【要注意!英語?表現】「リクルートスーツ」は要注意の和製英語?表現

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日本語のカタカナ英語表現は、正しい英語表現とは限りません。英語の本来の意味や用法、正しい英語表現を学び直しましょう。

今回の和製英語は「リクルートスーツ」。

「リクルートスーツ 」は和製英語。recruit suit は通じない英語

日本語でリクルートスーツといえば、就活(就職活動)に適した黒地のこざっぱりしたスーツを指しますが、recruit suit という英語表現はありません。

アメリカをはじめ英語圏では(というか日本以外のほとんどでは)「就活専用スーツ」のようなものはありません。もちろん、《就職活動に適したビシッとした服装》という考え方はあります。

英語では「面接試験にふさわしい服装」という意味で job interview suit、あるいは  suit for job interview と表現することがあります。これがリクルートスーツに最も近い表現でしょう。

スーツ(suit)でなく服装(dressing)を用いて dressing for Interviews とも表現できます。ミシガン州立大学キャリアセンターのページでは、この dressing for interviews という表現で学生を指南しています。

日本発の英字新聞として知られる「The Japan Times」は、2014年12月に日本の就職活動とリクルートスーツに関する記事を掲載しています。題して「Drop the black suit」。recruit suit の語も登場しますが引用符つきです。

Black unfashionable “recruit suits” have come to be regarded as a kind of uniform for job-hunting in Japan, where they are also symbols of a national culture that places emphasis on uniformity.

黒地の野暮ったい「リクルートスーツ」が日本の就職活動の制服の一種であるかのうように見なされている。そしてリクルートスーツは均一をよしとする日本文化の象徴でもある。――( Drop the black suit, Akita International University tells job-seekers

「リクルートスーツ 」は英語でこう言おう!

弟は来週の面接のためにリクルートスーツを買いに行った。

My brother went to buy a suit for his job interview next week.



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