日本語のカタカナ英語表現は、正しい英語表現とは限りません。英語の本来の意味や用法、正しい英語表現を学び直しましょう。
今回の和製英語は「リスケ」。
「リスケ」は和製略語。略さなければ通じるが
日本語で言うリスケは、リスケジュール(reschedule)を略した言い方なのですが、英語では resche のように略することはありません。略さずに「reschedule」と言えば、英語でも正しく通じます。
reschedule は「re + schedule」。予定や計画を改めるといった意味の他動詞です。「リスケする」という言う方では名詞か動詞か分からないので、念のため注意しておきましょう。(schedule には動詞と名詞の両方の使い方があります)
日本語の中には正しい英語を独自に省略したことで通じない英語=和製英語になっている例が多々見られます。たとえば、アクセル、ハンデ、 エンスト、等々。英語が略されてた言い方だな~と気付いたら、略された言い方は和製英語かも知れないと疑いましょう。
ただし、英語でも単語を略する述べる省略表現はあります。たとえば デモンストレーション(demonstration)は demo と略され、テレコミュニケーション(telecommunication ※電気通信)はtelecom と略されます。
「リスケ 」は英語でこう言おう!
「 今日の会議は来週にリスケされたらしいよ。」
It seems like today’s conference has been rescheduled for next week.