アメリカには筋肉隆々の人々が多くいるイメージがある方もいると思いますが、統計サイト statista の報告によれば、実際に人口の約1.6割の約5400万人がジムのメンバー会員になっていると、発表されています。国民の5、6人に1人はジムのメンバー会員という計算です。
最近では日本でも禁煙や分煙が叫ばれ、健康関連のテレビ番組を多く見かけるようになり、皇居の周りを走る皇居ランなどランニングがブームになっていたりと、健康についての機運がすごく高まっています。ちょっとした運動をしている人も多いのではないでしょうか。
この際、軽い運動についての英語表現も覚えてしまいましょう。学習もできて運動する気を高まって一石二鳥です。
運動をする
exercise
1人で運動したくないから一緒にやろうよ!
exercise は基本的には不可算名詞です。日本語として使うときも「先月はエクササイズを10回した」とは言いません。
準備運動する
warm up
準備運動は大切だ
名詞として使う場合 warm-up のように間にハイフンを用い、ウォームアップ中の期間やアメリカではウォームアップ時に着るウェアの事を指します。
彼は試合前のウォーミングアップで怪我をした。
筋力トレーニングする
work out
最近筋トレしてる?
work out は他にも「(主語が)うまくいく」などの意味があります。
何事も最終的にはうまくいくでしょ
腕立て伏せをする
do push-ups
罰として腕立て20回~
イギリスでは主に press-ups が用いられます。また、もう少し詳しく明示したいのであれば、このように表現することもできます。
昨日は腕立てを10回3セット、45秒から1分間隔でしました
日本語で1セット、2セットと言うように、英語でも set を使います。 rep は repetition の略称で、「繰り返し」と言う意味です。時間の間隔は with a 45 sec-1 min gap で「45秒から1分おきに」と言えます。 sec は second (秒)の、 min は minute (分)の略です。
腹筋運動する
do sit-ups
腹筋何回できますか?
「腹筋」はabdominal muscles (略称は abs )または stomach muscles です。ちなみに動詞としての to sit up は「(寝そべっている人が)起き上がる、(座っている人が)姿勢を正す」で「立ち上がる」などという意味ではありません。
みんな、姿勢を正してちゃんと聞きなさい!
背筋運動する
do back extensions
背筋運動し始めようかと思っている
「背筋」は back muscles です。そして extension は「伸張、延長」です。確かに背筋運動のとき背中の筋肉が伸びている感じはします。
ランニングする
run
二日に一回走っています
他にも go running と言うことができます。日本語でも「ランニング」とよく言うので、実際に英会話で言う際にどうしても日本語発音になりがちです。しっかりと聞き取ってもらえるようにきちんとした発音を心がけましょう。また、日本語と同じようにジョギングはランニングと比べて強度の低いものを指します。
私はジョギングで十分だわ
健康的である
fit
彼は子供の頃からずっと健康的だ
定期的に運動していて、心身ともに健康的と言ったニュアンスです。これと似た表現として、 in shape があり、こちらは良い体つきをしている、と言ったニュアンス。そして形容詞としての sound は病気や怪我などを負っていないと言う意味の「健康的な」です。また、 sound はよく safe とともに使われます。どちらも似た意味なので、日本語で言うと「歓喜」などがこれに当たるでしょうか。
彼女は筋トレとヨガをよくやっているから、体が引き締まっている
They came back safe and sound.
彼らは無事帰ってきた
トレーニングウェアに着替える
change into a sweatsuit
驚いたことに彼はランニングの前に服を着替えなかった
日本で「スウェット」は地味なルームウェアという認識で扱われることが多いですが、英語ではのトレーニングやルームウェアなどスウェット生地の衣類全般を指します。 sweatshirt と sweatpants の上下両方で sweatsuit のことです。