英語で伝える励ましの言葉、相手を気づかう英会話フレーズ

いつもと違って辛そうにしている人には、いたわる言葉を贈ってあげたいものです。いざという場合に備えて、相手を気づかう英語表現をいくつか知っておきましょう。

友人にいつもの元気がない場合は Are you feeling OK? (気分は大丈夫?)、 Are you all right? (大丈夫?) のように尋ねてみましょう。その次に相手に贈るべき言葉は、返答内容によって違ってくるでしょう。

でも言い分けは難しくはありません。相手を気遣う心を率直に言葉にできれば、間違いなくそれが最適な表現なのですから。

体を悪くしている人へ贈る気づかいフレーズ

しんどそうにしている人、体を壊してしまった人には、「お大事に」というようないたわりの表現を贈ってあげましょう。

具合が悪そうな相手に対して

お大事に

日本語では、相手を気遣うことが、逆に相手を傷つける(心配させてしまった、と思わせてしまうこと、ありますよね)のではないかという心配をすることも多いです。

しかし、英語のフレーズでは日本語よりもより気軽に使うえるものばかりです。

  • Get well soon!
    (早く良くなってね)
  • I hope you get better soon.
    (すぐに良くなりますように) ※丁寧な表現。
  • Take care of your self.
    (お大事にしてください) ※丁寧な表現。
  • Take care. Get some rest.
    (お大事に。よく休んでね)

無理しないでね

具合の悪そうな人や無理しているのではと感じられる相手に対して使う気遣いの表現です。どれも、無理しすぎずにほどほどに、という意味合いが含まれています。

「お大事に」という趣旨のフレーズに続けて述べると、さらに良い感じになります。

  • Don’t work too hard.
    (無理して働きすぎないでね)
  • Don’t over do it.
    (やりすぎないでね)
  • Don’t push yoruself too hard.
    (頑張りすぎないでね、追い込みすぎないようにね)
  • Take it easy.
    (気楽にいこうよ)

けがや病気・かぜ

けがや病気の場合にも上記で挙げた「お大事に」という表現を使いますが、より具体的なケガの部位について、また早い回復を祈るときに使う表現はまだまだあります。

  • Take care of that shoulder.
    (肩、お大事になさってください)
  • I hope you’ll recover quickly.
    (早いご回復をお祈りしています)
  • I pray that your illness is cured.
    (早く病気がよくなりますように)

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心が落胆している相手に対して

身体的な具合の良し悪しではなく、心理的な具合の良し悪しでしんどそうにしている相手には、「元気を出してね」というような鼓舞する表現を贈ってあげましょう。

落ち込んでいる相手を慰めるのに、日本語のように言葉を選ばなくても英語なら少し気軽に話しかけられるフレーズです。

失敗した相手に対して

失敗してしまったことを悔いている相手に対して、さっといえる表現です。

元気を出して、がんばれ

シンプルに、肩をたたきながら「元気出して!」と伝えられるような短い表現です。

  • Cheer up!
    (元気出して!)
  • I have no doubt you will be successful.
    (君ならきっと、成功するよ)
  • I know you can do it.
    (君ならできるって知ってるよ!)

そんなに気を落とさないで

元気をなくしている相手に対して、心配しないでいいよ、ということを伝えるときのフレーズです。

  • Don’t be so hard on yourself.
    (そんなに気にしすぎないで)
  • Don’t worry.
    (心配しないで)

これらの表現の後に、Everyone has their bad days.(誰にでも調子が悪い日があるよ)などの表現を付けくわえられるとより気持ちが伝わります。

きっといいことあるよ

今日の失敗を気にせず、ポジティブにいこう。というようなニュアンスの表現もあります。

  • Tomorrow is another day!
    (明日は明日の風が吹く)
  • Your day will come.
    (君の日が来るさ)
  • I’m sure everything is OK.
    (きっと大丈夫だよ)

無理している相手に対して

失敗をしてしまったことを隠しながら、元気を装っている相手もいると思います。そんな相手に対してかける言葉がこちらです。

  • You don’t have to pretend to be fine.
    (無理に空元気を出さなくていいんだよ)
  • You don’t have to force yourself to smile.
    (無理に笑おうとしなくていいんだよ)

誰かに伝えてもらうときには

直接、「お大事に」や「元気になってね」の表現を伝えられる場合もありますが、時によっては第三者から相手を気遣う気持ちを伝えてもらう場合もあります。そんなときには、Tell(伝える)を使って表現してみましょう。

例) Tell her to get well soon.
(彼女に、お大事にとお伝えください)

Tellのあとに、him や herを加えて、伝える相手を明確にします。

例)Tell your grand father to get better.
(おじいさんに、お大事にとお伝えください)

このように、him や herの部分を名詞 あるいは名前にして代用することも可能です。

先頭に、Please を付けた形でより丁寧な以来の形にすることもできます。

励ましのフレーズ 番外編

励ましや気遣いのフレーズは、落ち込んでいる相手や具合の悪そうな相手に対してのみ使うものではありません。

他にも、これから頑張ろうとしている人に対して使う表現などがありますので、見てみましょう。

今、頑張っている相手に対して

今、まさに頑張っている友達に対してかける言葉です。頑張っている友達がくじけそうになっているとき・つらそうなときに一言かけてあげましょう。

  • I’m always on your side!
    (私はあなたの近くにいるよ、(頑張って!))
  • Let’s give it one last try!
    (もう一度だけ、最後にやってみよう!)
  • Hang in there!
    (踏ん張れ!頑張れ!)

これから挑戦しようとしている相手に対して

また、これから新しいことに挑戦しようとしている相手に対してかける言葉もあります。背中を押してあげるような言葉をかけることができたら、相手もきっと一歩踏み出す勇気が持てます。

  • Go for it!
    (いけー!やってみな!)
  • It’s now or never.
    (今やるのか、やらないのか。今でしょ)
  • You never know until you try it!
    (やってみなくちゃ分からないよ!)

大切なのは、思いやりの心

英語での「お大事に」や「元気出して!」の表現は実に幅が広いです。しかし、いずれの言葉を使う際にも大切なのは、「思いやりの心」ではないでしょうか。

また、もし自分が相手から気遣いの言葉をかけてもらった際には You too.や OK、 all right、Thank you and you too. などの返事をして、きちんと感謝の気持ちを表しましょう。

今英語学習も、Enjoy it!(リラックスして楽しもう)の精神で、無理しすぎずに頑張っていきましょう。

いろいろな挨拶表現一覧


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