どの言語でも、ネイティブスピーカーは時折スラング(俗語)を織り交ぜて会話します。英語にも多くのスラングがあります。ネイティブでない外国の学習者がこうしたスラングを学ぶことは決して容易ではないでしょう。スラングを多く紹介している参考書を見つけたり、スラングが多用されている映画や文学作品を鑑賞したりして、意識的にスラングに接していくことも重要かもしれません。 ネイティブが日常生活でよく使うスラングには以下のようなものがあります。
「blah blah blah」(かくかくしかじか/とかなんとか)
blahそのものは「ばかばかしい」を意味する形容詞かつ、「たわごと」を意味する名詞でもあります。話に続きがあるがそれがあまり重要ではない場合に「blah blah blah」で代用することが多くあります。例えば、「His speech was boring,the words were stupid,blah blah blah.」(彼のスピーチはつまらなかったし、言葉に知性が感じられなかったし、かくかくしかじか。)のように使用します。
「Gotcha」(分かった/やったぞ)
「Gotcha」は「I have got you.」(君を捕まえた)の略です。Macmillan Dictionaryによると、「Gotcha」には主に2つの使い方があります。一つは、相手の言ったことを理解したときです。「分かった」という訳をあてます。もう一つは、相手を捕まえたときや、だましたときの喜びを表すことに使用します。この場合は、「やったぞ」という訳をあてる使うことが多くあります。
「Hang in there」(頑張れ/へこたれるな)
Cambridge Dictionaries Onlineによると、「Hang in there.」は「頑張れ」の中でも「don’t give up」と似た意味を表します。困難に直面している人に対して「あきらめずに頑張れ」というニュアンスを持っています。