「期間・間隔・頻度」を英語でうまく表現する言い方

予定や習慣などについて語る場面では、「2日おき」や「隔週」というような期間・間隔の表現をよく使います。これが意外と、対応する英語が思い浮かびにくいものです。

雑誌やイベントなどでは「隔週」「隔月」あるいは「3年ぶり」のような言い方も使います。どれもパッとは英訳しづらい曲者です。改めて期間や感覚を英語で表現する言い方を振り返ってみましょう。

英語で「間隔」を表現する言い方

「日刊」「週刊」「月刊」を表現する

新聞や雑誌の刊行ペースとして日刊・週刊・月刊と表現する場合、それぞれ  daily (毎日の)、weekly (毎週の)、monthly (毎月の)という単語で表現できます。

年刊(年次刊行)は annual と表現できます。

  • a daily newspaper 日刊紙
  • a weekly magazine 週刊誌
  • monthly payments 月賦
The fire alarm is tested monthly.
火災報知器は月次で検査される

daily、weekly、monthly の3語は、それぞれ形容詞としても副詞としても、名詞としても使えます。名詞の意味ではそれぞれ日刊紙、週刊誌、月刊誌という意味を取ります。

annual は形容詞または名詞としての用法はありますが、副詞の用法はありません。副詞として述べる場合は annually と表現します。

日刊紙や月刊誌のような「定期刊行物」は総称して periodical と呼ばれます。

The murder was reported in all the popular dailies.
その殺人事件はあらゆる大手紙で報じられた
She writes a monthly fashion column for the weekly.
彼女は週刊誌に月一度ファッションコラムを寄稿している

every や each でも表現できる

定期刊行物は daily、weekly といった語で表現されますが、日や週ごとに行われる・催されるという叙述を行う場合は every day や every week のようにも表現できます。

every day は everyday とは意味が異なるので、書き分けに注意しましょう。

every day 型の表現は every two days(2日ごと)のように応用できます。

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「隔週」「隔月」「隔年」を表現する

毎度ではなくひとつ飛ばして(2回に1度のペースで)行われる様子は、日本語では隔週や隔月と表現しますが、英語ではこれを接頭辞の bi- を付けて biweekly 、bimonthly のように表現します。

bi は数字の「2」を意味する接頭辞です。「隔週」よりも「2週間ごと」のように訳してみると腑に落ちやすいかもしれません。

  • a biweekly bulletin 隔週の会報
  • a bimonthly publication 隔月の出版
I participate in the volunteer activity biweekly.
私は2週間に1度ボランティアに参加します

「週2回」の意味もあり得る

接頭辞の bi- は、それ自体は「2」の意味合いしかありません。必ずしも「2回に1回」を意味するとは限らず、逆に「1回に2度」を意味する場合もあり得ます。

つまり、biweekly は「2週に1回」だけでなく「週2回の」という意味で用いられる可能性もあるわけです。

biweekly が「隔週」と「週2回」のどちらの意味で用いられているか、これは文脈で判断せざるを得ないということなりますが、通例としては「週2回」は semiweekly の語で表現され、biweekly はもっぱら隔週の意味で用いられます。

semi- は「半分」を意味する接頭辞で、semiweekly は半週ごとといった意味合いです。 twice-weekly とも表現できます。

He started writing his semiweekly column for the newspaper.
彼は新聞で週2回のコラムを連載しはじめた

月単位の表現も、同じく bi- や semi- を加えて表現できます、

  • bimonthly 隔月(または月2回)
  • semimonthly 月2回

隔年の表現は週月に対してイレギュラー

biweekly は「隔週」と「週2回」のどちらの意味もあり、bimonthly も「隔月」および「月2回」のどちらの意味もあります。そしてもっぱら隔週・隔月の方の意味で用いられます。

他方、biannual は「隔年」の意味では用いられず、これはもっぱら「年2回の」という意味で用いられます。biannual と semiannual は同義語です。隔年と表現する場合は every two years または every other year のように表現するか、あるいは biennial と表現します。

the biannual conference of the publication committee
出版委員会の年2回の会議

biannual と biennial も読み違えやすい紛らわしい語なので注意が必要でしょう。

「季刊」「四半期」「半世紀」を表現する

出版の分野では、1年に4回のペースで刊行されるものを「季刊」と表現します。英語では「4分の1(年ごと)」という意味で quarterly と表現されます。

  • a quarterly magazine 季刊誌
  • interest is paid quarterly 利子は年4回支払われる

1年を4分割する考え方は、ビジネス分野では会計期間の単位として用いられます。日本語では四半期と呼ばれます。英語ではこれを quarter と表現します。(quarterly の名詞形です)

会計年度における四半期は時系列順に「第1四半期」や「第2四半期」のように呼び分けられます。これは英語では序数を用いてthe first quarter、the second quarter のように表現します。

the first quarter of the fiscal year
会計年度の第1四半期
半世紀は half a century 。半世紀=50年という観点から、decade(10年)×5 を意味する five decades とも表現できます。あるいは単に fifty years と表現しても何ら問題ありません。

単位期間あたりの頻度を表現する言い方

「週2回」「週3回」を表現する

期間内に何度行ったかという「頻度」の表現は、英語では「回数」と「期間」と並べる形をとります。

いわゆる倍数表現が用いられ、「1回」は once、「2回」は twice 、「3回」およびそれ以降は 数字+times で表現します。(3回には「thrice」という語がありますがあまり用いられません)

  • once a week 週1回  ※ every week (毎週)と同義。
  • twice a week 週2回
  • three times a month ひと月に3回

「3週間で2回」を表現する

「回数+期間」のうち期間の部分が2以上の数を取る場合、前置詞の in を伴います。

  • once in two weeks 2週間に1回
  • twice in three weeks 3週間に2回

期間が空いた状況を表現する言い方

「2日おき」を表現する

何日おき(置き)に、という表現は、じつは日本語に曖昧さのある表現です。たとえば「2日おきに」と言う場合、中2日を置いて「3日に1回」の間隔を指すのか、それとも2日目にまた機会があるという意味で「2日に1回」の間隔を指すのか、判然としません。どちらの意味でも使われ得ます。

もし「2日おき」を「2日に1回」の意味で用いるなら、every other day や every second day 、あるいは every two days のように表現できます。(every two days には複数形のsが必要です)

もし「2日おき」を、中2日おく「3日に1回」の意味で用いるなら、every third day または every three days のように表現することになります。

週も同様

週単位で「1週間おき」のように表現する場合も、 day を week に置き換えて同様に表現できます。

1週間おきを「週ごと」の意味で用いるなら、every week 、weekly と表現できます。

1週間おきを「2週間に1回」の意味で用いるなら、 every other week やevery second week 、あるいは every two weeks(※sに注意)と表現できます。

月も年も同様

1月おき = every other month、every second month、every two months

1年おきに=every other year、every second year、every two years

「2年ぶり」を表現する

「2年ぶりに」という言い方は、英語では「この2年間で初めて」のように表現します。具体的には、for the first time in two years が「2年ぶり」を直接に示す英語表現です。

I met Ken for the first time in three years.
ケンに10年ぶりに会った

人との再会などについて述べる場合いは、「不在」を強調する表現として、after ~years’ absence (after ~ years of absence)がよく併用されます。

I visited my parents after 5 years’ absence.
5年ぶりに両親を訪ねた

「久しぶり」を表現する

「久しぶり」はブリはブリでも「2年ぶり」のような叙述とは別物です。

具体的な数字を示すわけではなく抽象的に「しばらく」と述べるような場合は、a while やa long time といった表現が使えます。

久方ぶりに再会した人へ投げかけるあいさつ表現なら、It’s been a while. (しばらく経っちゃいましたね)、Good to see you again ! (また会えて何より)といった表現がうまく使えます。

→ 英語で表現する「久しぶり」のシーン別英語フレーズ集

頻度や回数を「尋ねる」場合の表現

期間・間隔・頻度などに関する情報を回答として期待する質問のフレーズは、基本的には疑問詞 how を使って表現できます。

頻度

どのくらいの間隔で?という「頻度」を尋ねる場合は How often ~? という質問フレーズが使えます。

How often do you have your hair cut?
どのくらいの頻度で髪を切りますか

回答としては Once a month. (1か月に1度ですね)のような表現が想定されます。

回数

何回ほど?のように「回数」について尋ねる場合は How many times ~? と表現できます。

How many times have you ever been abroad?
今まで何度ほど海外に行ったことがありますか

時間

所要時間などについて尋ねるには How long does it take ~? と聞くとよいでしょう。

How long does it take to get to the airport?
空港までどのくらいかかりますか
How long does it take from here to the station?
ここから駅までどのくらいかかりますか

 




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