「謝られても許さないからね」と英語で伝えるフレーズ4段階

人生は寛容でありたいものです。謝られたら水に流しましょう。でも「どうしても許せない」という感情を直球で伝える表現を伝家の宝刀として携えておくことも重要です。

いざというときの備えを持っておくと、心に余裕が生まれます。いつでも「絶ッッッ対に許さんからな」と言える、と考えると、わりと鷹揚に構えていられるものです。

許す場合に使える言い方

誰にでも失敗はあります。失敗することも、失敗されることもあるでしょう。

失敗されて何かを被る立場になっても、まずは許す。そのくらいの心構えで臨みましょう。

No problem.

No problem. は「何も問題ないよ」ということで「大丈夫」「気にすることはない」という趣旨を伝える基礎的な表現です。

No problem. は頼まれ事を引き受けて「お安いご用さ」と返したり、「一向に構いませんよ」と返したりする場面でも使えます。人を励ます場面にも使えます。まさに日本語の「だいじょうぶ」に相当する表現と言えるでしょう。

That’s OK.

That’s OK. も「大丈夫」のニュアンスで使える表現です。単に O.K. と言っても伝わります。

O.K. は優良可でいえば「可」に相当する表現です。(理想的ではないが)許容範囲内ではある、くらいのニュアンスがあります。日本語でいえば「いいよ」くらいのニュアンスでしょう。


許さない場合に使える言い方

No, you are not !

そんなこと思ってないでしょ

相手は一応お詫びの言葉を口にしているが、上っ面だけの謝罪だなと思われるような場合、No, you are not ! (いいえ、あなたはそんなこと思っていない)と指摘してやりましょう。

? I’m so sorry.    *snot*
本当にごめんよ (鼻ホジ
? No, you are not! You haven’t showed me any sincerity at all!
そう思ってないでしょう!ぜんぜん心がこもってない!

Sorry doesn’t get it!

謝って済む問題じゃない

お詫びの言葉を受け取っても、謝罪文句だけでは済まされない場合、気が済まない場合。そんなときには、Sorry doesn’t get it ! のような表現が使えます。

「謝意は受け取れない」「謝っても無駄」「謝って済む問題じゃない」「ごめんで済んだら警察は云々」というニュアンスの言い回しです。

? I’m sorry, I fed that documents into shredder by mistake.
すみません、その書類は間違ってシュレッダーにかけました
? Sorry doesn’t cut it anymore!
ごめんで済むレベルじゃねえぞ!

get it 部分は色々と変更可能です。Sorry doesn’t work ! とか Sorry doesn’t cut it ! とか Sorry is not enough ! のような言い方もできます。

少しカタい表現としては It’s not something you can just apologize for. のような言い回しもあります。

You messed up my life so brutally. It’s not something you can just apologize for.
あなたは残酷にも私の人生をめちゃくちゃにした、もはや謝れば済むような問題ではない

I can not accept that.

謝罪は受け入れられない

I can not accept that. は、謝罪の文句を突っぱねる(受け取り拒否)という意思表示のフレーズです。

何度も何度も同じ失敗を繰り返してはヘラヘラ謝っているような人は、謝罪が常態化しています。そういう人には謝ってもダメだと分からせるべきでしょう。

I can not accept that. はフォーマルな場面でも使えます。たとえば政争のような。

? I’m sorry. I promise that I will not do that again.
ごめんなさい、もう二度とやらないと誓います
? I can not accept that. This is the third time.
いいえダメです、これで3度目なんですよ
We can not accept your apology. Do you know how long you kept us waiting?
謝罪を受け入れることはできません、どんだけ待ったと思ってるんですか

No, I will not forgive you.

絶ッッ対に許しません

どんな言い訳をしようが、誠実そうに謝ろうが、問答無用で許しません、そういう場合には No, I will not forgive you.(いいえ、許しません)とはっきり伝えることも考えないといけません。

助動詞 will が頑なな意思を表現します。断じて許さない的なニュアンスが表現できます。

今後何があろうと此度の恨みは決して忘れまじ、というような強烈な怒りや恨みが残った場合には、 I will never forgive you. と表現してもよいでしょう。絶対に忘れない感が表現できます。

? I am terribly sorry. Will you forgive me?
本当に悪いと思っているよ、許してくれないかな
? No, I will not forgive you. You really let me down.
いいえ、許さない。心底がっかりしたんだから
? I feel sorry. The curiosity just got the better of me.
悪いと思ってるよ、ちょっと魔が差しちゃっただけなんだ
? Do you think I will accept it? I will never forgive you!
私がそれを受け入れると思うわけ? 絶ッ対に許さないから!

 




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