海外旅行で使える英語表現27選

海外旅行ではほぼ必ず使うことになる英語フレーズがいくつかあります。場面に応じた表現を一通り知ってしまえば、海外旅行の英語の不安はぐっと減り、余裕をもって旅を楽しめます。

英語を使う必要に迫られる場面といえば、まずは入国手続き、それに交通機関の利用、宿泊施設の手配、あるいは買い物といった場面でしょう。必須フレーズの種類は決して多くはありません。

海外旅行の最初の関門、入国審査

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海外旅行の旅程の中で最初に英語でのスピーキングが求められる機会は、旅先の空港に到着して入国審査(passport control)を受ける時でしょう。

入国審査というと何となく、警察の取り調べのように尋問される状況、あるいは何かの試問のような状況などを想像してしまいがちですが、そんな大層なものではありません。入国審査官も英語のつたない外国人観光客には慣れています。リラックスして、自信を持って、質問に応じましょう。

I’m a tourist and I’ll stay at ~  for ・・・ days.
(観光で~に・・・日間滞在します)

汎用表現というわけではありませんが、入国審査(passport control)で必要となる場合の多いフレーズです。入国審査ではたいてい、渡航の目的や滞在期間について質問されます(特に何も質問されず通してもらえることもありますが)。質問を受けたら簡単に I’m a tourist and I’ll stay at ABC Hotel for two days. (旅行者です。ABCホテルに2日間滞在します。)のように返せばOKです。

旅行者であることが伝われば、よほどの事がない限り特別なことは質問されないので、入国審査官の英語があまり聞き取れなかった場合も、まずは渡航目的と滞在期間について伝えれば事足りることがほとんどです。しかし、物々しい荷物を所持していたり、パスポートの顔写真がまるで別人のようだったり、といった要素がある場合は、事情を聞かれるかもしれません。

I’ll stay here for two weeks on sightseeing.
(観光で2週間の滞在を予定しています)

渡航の目的と滞在期間が同時に聞かれた場合は、このシンプルなフレーズを答えればOKです。

見た目で渡航目的が推定できそうな場合、たとえばビシッとしたスーツを着用していて仕事っぽい装いだったりすると、「Business?」のように尋ねられることもあります。渡航目的を聞いていると判断できた場合には Sightseeing. と単語だけで回答しても十分に通じます。

sightseeing は「観光」、特に物見遊山というわけではなく休暇をノンビリ過ごす目的の場合には「on vacation」(余暇を過ごしに)と回答してもよいでしょう。


ホテル滞在中は英語を話せるチャンスがいっぱい!実践練習に備えよう

飛行機に長時間乗って、ようやくホテルに到着すると、とりあえず疲れが一気に押し寄せるものです。ぐったりする前に宿泊手続きを進めてしまいましょう。

到着時点ではまだチェックインはできない場合もあります。現地に着いてみて部屋に微妙な不満を感じる場合もあります。そんな場合は率直に要望を伝えてみましょう。これは海外旅行を十分に満喫するための秘訣です。

日本人は不平不満を口にしないことを美徳とする向きがありますが、海外の多くの国・地域では自分の意見をはっきりと言葉にして伝えることの方が重視されます。引っ込み思案にならずに積極的に尋ねていきましょう。

Can I check-in now?
(今チェックインできますか?)

ホテルに着いたらまずはフロントに、今からチェックインできるかどうか尋ねるとよいでしょう。チェックインしたい旨を伝えつつ、「今すぐには無理」という状況でも気まずくならずに会話が続けられる尋ね方です。

ホテルにはチェックイン可能時刻があり、滞在先によってはけっこう遅い時間にならないと入室できない場合があります。また、入室できる(部屋が用意できる)時間になる前でもチェックイン自体は可能で、部屋の準備ができるまで荷物を預かってもらえる場合もあります。

チェックインできない、部屋がまだ用意できていない、と回答されたら、気晴らしに付近のお店に行ってみるなどすると良いでしょう。

Could you keep my baggage until ~?
(~時まで荷物を預かってもらえますか?)

ホテルに到着してチェックインできるかどうか尋ね、今すぐにはチェックインできなかった場合でも、フロントで一時的に荷物を預かってもらえる場合があります。荷物を預けてしまえば、身軽な状態で観光に繰り出せます。

Can I check-in now? (今チェックインできますか?) の質問の流れから続けて Could you keep my baggage until six?(6時まで荷物を預かってもらえますか) のように尋ねてみましょう。

Could I get a room service?
(ルームサービスを利用したいのですが)

ルームサービスも旅行を満喫するために利用したい要素のひとつです。食事やお酒の用意だけでなく、クリーニングやタクシーの手配など、いまひとつ勝手の分からない手続きを代行してもらえるという意味でも便利なサービスです。

依頼する際の表現としてはCan I get ~? や Could I get ~? のような言い回しが無難です。can よりも could を使って表現した方がより丁寧なニュアンスが出せます。

海外の、特に欧米の文化圏の国では、ルームサービスを利用した際に担当の方にチップを渡す習慣があります。チップの有無や相場などは事前にチェックしておきましょう。

Could you upgrade my room?
(部屋をアップグレードすることはできますか?)

いざチェックインするとインターネットで見ていたお部屋と全然違う、この際すこし奮発しても、もうちょっとイイ部屋にしたい、という場合もあり得ます。もう決まったことだし……と諦めるよりは、思い切って部屋替えを依頼してみてはいかがでしょう。

アップグレード可能かどうか、の質問に続けて、How much does it cost?(いくらでアップグレード可能でしょうか?) まで聞いておくとよいでしょう。その方が無用の金銭的トラブルを避けやすくなります。

ダメモトで Is it free to upgrade? (無料でアップグレードはできますか) と尋ねてみる方法も、アリといえばアリです。

Do you have any rooms available with an ocean view?
(海が見える部屋はありますか?)

同じグレードでも部屋の位置によって窓から見える景色の違いが段違いという場合もあります。いわゆるオーシャンビューのホテルでは眺望は大切な要素です。部屋を変えてほしいときは、ためらわず聞いてみましょう。

「オーシャンビュー」は英語でも ocean view で通じます。山を見晴らすならマウンテンビュー(mountain view)。

What time is check-out?
(チェックアウトは何時?)

チェックアウトの時間も国によって早かったり遅かったりすることもあるので、確認した方がよいでしょう。追加料金がかかる場合もありますが、アーリーチェックイン(early check-in)やレイトチェックアウト(late check-out)も可能です。


本格的な旅のはじまり、交通機関を使いこなそう

ホテルのチェックインも終われば、いよいよ旅本番です。海外旅行では、自動車を借りるわけでなければ、さまざまな種類の交通機関を組み合わせて目的地へ向かう流れが普通です。

公共交通機関は便を間違えると変な方向へ向かってしまいかねません。目的地だけでなく料金体系も気になるところです。乗り込んでから不安に駆られるよりも、事前に行き先や料金を尋ねて確認できるようになっておきましょう。

Is this the bus to ~?
(このバスは~に行きますか)

公共交通機関を利用する際、正しく目的地へ向かう便なのかどうか確認した場合には Is this the bus to ~? (このバスは~に行きますか?) のような表現が使えます。

バスはとりわけ路線が多く複雑な上に、路線図の案内は鉄道ほど充実していないことが多く、勝手が掴みにくいものです。少しでも不安を感じたら運転手や係員に尋ねるようにしましょう。

Is this the train to ~? と表現すれば電車の行き先を尋ねる場面で使えます。

Could you take me to ~?
(~まで連れて行ってもらえますか)

タクシーを利用して目的地へ向かう場合には、目的地を指定する必要があります。「つれて行って」というニュアンスで「~まで行って」と表現する場合には take me to ~の言い回しが使えます。

道案内をお願いする場合にも同じ表現が使えます。通りすがりの人にむやみに言えるフレーズではありませんが、ここぞという場合に覚えておいて損はないでしょう。

海外でのタクシー利用は、ぼったくりなどの小さなトラブルに注意が必要です。あらかじめ目的地と料金を明確に伝えるなどして対策を講じましょう。ホテルやレストランから出発する場合は、その店のスタッフに I want you to call a taxi.(タクシーを一台呼んで欲しいんだけど) のように伝えてタクシーを呼んでもらえば、悪質なタクシーに引っかからずに済みます。多くの国や地域では料金とは別にチップを払う習慣があります。別途いくらか渡すかを考えて、支払いの際に余裕があれば Keep the change. (おつりはいりません) のように言うとスムーズにチップを支払うことができます。

How long will it take to ~ at the last stop?
(終点の◯◯までどのくらいかかりますか?)

バスや電車、モノレール、ストリートカーなど使える場面がたくさんあります。at the last stop を省いて How long will it take to ~ と言えば、単に目的地までの所要時間を尋ねるフレーズとして使えます。

あるいは、地図上の目的地を指さして How long?(どれくらい?) と尋ねても、十分に質問の意図が伝わります。とりわけ英語圏でない国・地域では、英語は簡単な方が通じやすいので、高度な英語表現よりはカタコトの方が円滑にコミュニケーションできてしまったりします。

How can I get to ~?
(◯◯まではどうやっていけばいいのでしょうか?)

使用頻度の高いフレーズです。何度も使っているうちに自信がついてくるので、アクセントや強弱も自然になってくるでしょう。注意が必要なのは、目的地の発音です。地名を正しく発音するのは難しいときもあります。

また、目的地までの道が分かっていたとしても練習を兼ねて道を聞いてみると、現地の人とコミュニケーションが取れます。英語学習の動機づけにもなるので、トライ&エラーで実践練習を積みましょう。

I’d like a round ticket.
(往復のチケットがほしいです)

a round ticket を他の単語に置き換えれば、「~が欲しいです」という頻出フレーズになります。多くの国では、往復で買うと安くなるディスカウントチケットがあります。中には事前にインターネットで予約しなければならないものもありますが、当日になってから窓口で買えるものもあります。日本より圧倒的に公共交通機関の料金が安くてびっくりする国が多いかとは思いますが、賢く旅が出来るように事前にリサーチしてみると良いでしょう。

ショッピングを何倍も楽しくするお役立ちフレーズ

旅先でのお買い物は楽しいものです。海外旅行でも買い物をメインイベントに据えている人も多いでしょう。

国・地域・お店によっては、特に観光者向けのお店では、値段交渉(値切り)が半ば前提になっている場合も珍しくありません。値札が適正価格という場合の方が珍しいのです。空港の免税店ならいざ知らず。

ちょっと高いなと思ったら安くできないか交渉しましょう。これは日本人=カモという認識を打破するという点で、意外と重要な取り組みといえるかもしれません。

How much is this?
(これはいくらですか?)

How much は日本人もよく知るフレーズですが、実際に英語でもよく使われます。

外国人観光客を相手に商売している店は基本的に平気でぼったくり価格をふっかけて来ます。商品の購入やサービスの利用にあたっては、購入・利用の前に価格を確認して明瞭にする手間を惜しまないようにしましょう。

事前に料金が提示されないサービスを利用する際も要注意です。サービス利用後の支払いの段階でぼったくり価格を提示されて困ることがあります。利用前に「いくら?」と尋ねて明確にしておくよう心がけましょう。

もちろん、ホテルやレストランのようなしっかりした(格式があり信頼のおける)場所では、値段をとやかく言うのは野暮です。

I’m looking for a souvenir for my friends. What do you recommend for him/her?
(日本の友達へお土産を買いたいのですが、どれがいいでしょうか?)

路面店やショッピングストアなどで幅広く使える便利なフレーズです。
I’m looking for~ で、「~を探しています」という意味になります。具体的に探しているものを置き換えれば使用範囲も広がります。チョコレートやワイン、ナッツなど種類が豊富な海外では売り場を見ているだけでも楽しいですが、フレーズを駆使してお気に入りのお土産を見つけましょう。

Could you give me a little more of a discount?
(もう少しだけお値引きしてもらうことはできますか?)

「あと少し安くしてくれればな~」と思う時は、a little bit more(ほんの少し)” を強調して(表情も忘れずに!)言ってみて下さい。拍子抜けするくらい安くしてくれることもあります。また Could you ~?は基本的には丁寧な表現なので、気兼ねなく聞いてみましょう。心地よいカルチャーショックを体験できる機会です。

If you give me a discount, I’ll take 2 of them.
(2つ買うので、お値引きしてもらえますか?)

交渉スキルの1つとして覚えておきましょう。譲歩しながら相手との妥協点を見つけていくプロセスは、ロジカルシンキングも鍛えられて一石二鳥です。また、海外の値札でよく 《BUY 2, GET 1 FREE!》 などといった表示をよく見かけますが、これは知らないと損をします。「2つ買えばもう1つ無料で差し上げます(2個の値段で3つ購入できる)」という意味です。英語を理解できれば情報量もぐっと増えるので、英会話も大切ですが是非とも文字にも着目してみて下さい。

Do you have this in a bigger/smaller size?
(この洋服の別のサイズがほしいのですが…)

サイズが合わない時に使えるフレーズです。具体的にもっと大きいもの、あるいは、小さいものがないか尋ねてみましょう。試着できればベストですが、見た目とフィーリングで決めてしまうこともあるでしょう。店員さんになかなか声がかけられず手にした物を購入してしまうこともあるかもしれません。しかしながら、海外のサイズは日本人の体形に合わないことも多いので、帰国してからがっかりしない為にもしっかりと聞きたいところです。

グルメを満喫! レストランへ行こう

意外と定型フレーズを覚えるのは苦手だけど、メニュー表の難しい単語はすぐに覚えられるという話も聞きます。体験とともに使う言葉は忘れにくいのです。ローカルフードが口に合わなかった時の衝撃も旅が終われば良い思い出に変わるでしょう。

店員さんが”Hello.(こんにちは。)” や、 “Hey, how are you doing?(どうも、ご機嫌如何ですか?)” と入店すると声をかけてくれることがあります。こんなときは、笑顔で応答してから入りましょう。無言で入ることはマナー違反と捉えられることもあるので気を付けましょう。

What do you recommend today?
(本日おすすめの料理はなんですか?)

高級なレストランからカジュアルなレストランまで幅広く使えるフレーズです。現地ならではのお勧めをウェイターに聞いてみましょう。

慣れてきたらより具体的に Which meat dish do you recommend?(オススメの肉料理はなんですか?) と、お勧めのお肉料理にもチャレンジしても良いかもしれません。 What do you recommend?(オススメはなんですか?) はレストラン以外にも様々な場面で使えるので覚えておきましょう。

Do you have anything not spicy?
(辛くない料理はありますか?)

海外旅行で食べたいものを注文するコツは、ボキャブラリーを増やすことです。 spicy(辛い) の他に、too sweet(甘すぎ)、salty(塩辛い)、 sour(酸い) などもよく使うので、味覚に関する単語をリストアップしておくと良いでしょう。

What wine goes well with this dish?

(この料理にあうワインはどれでしょうか?)

お料理に合わせてワインを選びたくても飲みなれていないと難しいものです。もし知識があるようでしたら上記のフレーズを使って、そのままソムリエと会話を楽しみましょう。もし自信がないようであれば、Would you select a good wine for this meal?(この料理に合うワインを選んでいただけますか?) と、相手にお任せしてしまうのも手です。ただし、メニューにないものを運ばれたら困るので、料金もさりげなく確認する方がベターです。

Would you mind if I bring my kids here?
(子どもも入店して良いでしょうか?)

ファミリー旅行で使える便利なフレーズです。海外での子育ての常識や認識は、日本の子育て事情と異なるところもあるので注意が必要です。
カジュアルに使えるフレーズとして、Is it OK to do~?(~しても良いですか) があります。これを使って、Is it OK to bring my kids here?(こどもと一緒にそちらを伺ってもよろしいでしょうか?) とも言えるので、合わせて覚えておきましょう。

Please let me know if you have a dress code.
(ドレスコードがあったら教えてください。)

ドレスコードの基準は国、レストランのランクにもよりますので、グレーゾーンのところへ行く場合は確認する方がベターです。

Do you have a dress code?(ドレスコードがありますか?) と直接聞いてもOKです。聞く質問は用意していたものの、その後の会話が続かないなんてことのないように、OK. I got it.(そうですか。わかりました。) や、That’s really nice.(それはよかった) など返答の表現もパターンを増やしておきましょう。

定番フレーズ集

最後に、単語との組み合わせによって、様々な場面で使える汎用性の高いフレーズに注目していきます。アウトプットを増やし、これらの定番フレーズは定着させるようにしましょう。

 Can I have ~?
(~を頂けますか)

サービスを受ける場合に使う定番フレーズです。たとえば、行き帰りの飛行機では、航空会社や航空便によってはフライトアテンダント(客室乗務員)から機内サービスを受ける際に英語での会話が必要な場合があります。

飲み物の提供にあたっては Drinks?(お飲み物は?) のように尋ねられます。Can I have some water?(水をいただけますか? のように答えましょう。ドリンク類は水だけでなくビール(beer)、白ワイン(white wine)、リンゴジュース(apple juice)なども多く用意されています。また、機内でブランケットが欲しい場合は Can I have a blanket?(ブランケットをいただけますか?) と言えば通じます。サービスの提供を受けた際には Thank you.(ありがとう。) と軽くお礼を述べると自然です。

Could you tell me ~?
(~を教えて下さいますか)

人に尋ねる場合に使う定番フレーズです。海外の見知らぬ土地、あるいは広大な国際空港。海外ではとかく迷子になりがちです。適当にうろつくのも旅の醍醐味ですが、いざとなったら道を尋ねられるという心の余裕も必要です。目的地へどう行くか聞きたい場合、Could you tell me the way to the SF Bay Hotel ?(SFベイホテルまでの道を教えてもらえますか?) のように尋ねましょう。

この Could you tell me the way to ~(~への道を教えていただけますか)  は、目的地に関わらず、たとえば空港の搭乗口がどこか知りたい場合にも使えます。手元に地図がある場合は、 tell の代わりに show を使って Could you show me the way to the ~? のように尋ねてもよいでしょう。また、show は「(視覚的に)示す」というニュアンスを伝えることができます。地図などを持たずに Could you show me the way to ~? と尋ねると、同行をお願いする=目的地へ案内して欲しいという意味にもなります。

Can I use ~?
(~を使っていいですか?)

利用したいものがある場合に、それを使わせてもらってよいかどうか尋ねる際のフレーズです。これは施設にも道具にも幅広く使えます。たとえば、トイレを借りたい場合には Can I use the bathroom?(トイレを借りてもいいですか?) といえば伝わります。

ちなみに、「トイレ」はアメリカ英語であれば bathroom または washroom  、イギリス英語であれば toilet が一般的です。

I’d like to ~.
(~をしたいと思います)

自分のしたい事を伝える汎用的な表現です。to の後ろに動詞を続ければ「~がしたい」を何でも表現できます。

I’d like to surf. (サーフィンがしたいです。)
I’d like to go surfing. (サーフィンをしに行きたいです。)
I’d like to do this. (これをやりたいです。)
I’d like to make a reservation. (予約したいです。)
I’d like to eat something spicy.  (何か辛いものを食べたいです。)

何か食べたいな、という場合には語順を入れ替えて “I’d like something to eat.(何か食べたい)” と表現すると自然です。

海外旅行は楽しい英語教師

旅行英語は簡単でシンプル、定型フレーズも多く、英語を学ぶ最初の足がかりとしてもぴったりです。なんといっても、旅行先ではネイティブスピーカーとも話せる機会にも恵まれやすく、簡単な言い回しがぱっと表現できるようになれば、新しい表現も単語もすぐに実践することができます。簡単な表現でも、ネイティブスピーカーに自分の英語が通じれば、海外旅行も断然楽しくなるでしょう。

想像力を思い切り働かせよう

必須フレーズを挙げるコツは、まず海外旅行の流れを想像してみて、どんな場面に出くわすかを想像することです。軽く想像してみるだけでも、どんな場面でどんな意思表示が求められるかはおおかた想像できます。

ちょっと変わった体験を計画している場合も、実際の様子を心に描いて見れば、あり得る状況が思い浮かぶでしょう。具体的に詳細に思い浮かべれば浮かべるほど、「この状況でどう表現すればよいのだろう」という疑問が具体的に湧いてきます。

旅行前の想像は楽しいもので、放っておいてもあれやこれや想像してしまいます。そんな期待の力を利用して英語フレーズ力を増やしてしまいましょう。

場面を想定して場に応じた英会話フレーズを考えてみる、という取り組みは、翻って普段の英語イメージトレーニングにも役立ちます。日常の中でフと「こういう時は英語でどう言えばいいんだろう」と思えるようになれば、英語学習の効率は段違いに捗るようになります。




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