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かかるは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「かかる」は英語で何と言えばよい?

日本語の「かかる」は、状況に応じて様々な英語表現に対応します。この記事では、「かかる」に相当する英語の表現を幾つか紹介し、それぞれの使い分けについて解説します。具体的な例文を交えながら、その使い方を理解しやすく説明していきますので、ぜひ参考にしてください。


「かかる」の英語訳①to take

「かかる」の一般的な英語訳として「to take」があります。この表現は、時間や労力が必要とされる状況でよく使用されます。例えば、「時間がかかる」は英語で “It takes time” となります。

例文①: It takes about 10 minutes to walk to the station. (駅まで歩いて約10分かかる。)
例文②: This project will take a considerable amount of effort. (このプロジェクトにはかなりの労力がかかるだろう。)
例文③: It takes two hours to bake this cake. (このケーキを焼くのに2時間かかる。)


「かかる」の英語訳②to cost

費用や金額に関連する文脈で「かかる」を使う場合は、「to cost」が適切な英語表現です。「いくらかかるか」と尋ねる際には “How much does it cost?” と表現されます。

例文①: The repair will cost around $300. (修理には約300ドルかかる。)
例文②: How much does it cost to attend this university? (この大学に通うのにいくらかかるの?)
例文③: The trip cost them a fortune. (その旅行には彼らの大金がかかった。)

「かかる」の英語訳③to require

何かを達成するために必要なものが「かかる」と表現される場合、「to require」が適切です。この単語は、特定の条件や資源が必要であることを示す際に用いられます。

例文①: The recipe requires four eggs. (そのレシピには卵が4個かかる。)
例文②: This certification requires two years of work experience. (この資格を取るには2年間の職務経験がかかる。)
例文③: The construction requires a large amount of steel. (その建設には大量の鋼鉄がかかる。)

「かかる」の英語訳④to involve

あるプロセスや活動が特定の手順や要素を含む場合には、「to involve」が「かかる」の英訳として適しています。この単語は、何かが複雑で多くの部分から成ることを示す際に使われます。

例文①: The procedure involves several steps. (その手続きにはいくつかのステップがかかる。)
例文②: Organizing the event involves coordinating with multiple teams. (そのイベントの組織には複数のチームの調整がかかる。)
例文③: The study involves a large number of participants. (その研究には多くの参加者がかかる。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここまでの解説で、「かかる」に相当する英語表現のニュアンスや使われる文脈の違いを見てきました。以下にそれらを簡潔にまとめます。

to take: 時間や労力が必要な場合に使用される。

to cost: 費用や金額が発生する文脈で使われる。

to require: 必要な条件や資源を指す際に適切。

to involve: 複雑なプロセスや多くの要素を含む活動を表す。

「かかる」を使う際によく用いられる表現

表現① to take time

「to take time」は「時間がかかる」という意味の表現です。何かを成し遂げるのに時間が必要であることを示します。

例文: It takes time to learn a new language. (新しい言語を学ぶのには時間がかかる。)

表現② to cost a fortune

「to cost a fortune」は「大金がかかる」という意味の表現で、非常に高額な費用が発生することを強調します。

例文: Buying a house in this area can cost a fortune. (この地域で家を買うのには大金がかかる。)

まとめ

この記事では、「かかる」に相当する英語の表現とその使い分けについて解説しました。時間、労力、費用、必要な条件やプロセスの複雑さに応じて「to take」、「to cost」、「to require」、「to involve」という表現を選ぶことが重要です。これらの表現を使いこなすことで、より正確で自然な英語表現が可能になります。今回紹介した例文を参考に、日常会話やビジネスシーンでのコミュニケーションに役立ててください。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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