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格言は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

格言は英語で何と言えばよい?

「格言」という言葉は、短くて意味深い言葉で、人生の教訓や智慧を伝えるものです。英語では、このような言葉を指す表現がいくつかあります。この記事では、それらの英語表現を例文と共に詳しく解説し、使い分けのポイントをご紹介します。さあ、英語での格言の表現を学びましょう。

格言の英語訳①proverb

最も一般的な「格言」の英語訳は「proverb」です。これは、伝統的な言い回しや、世代を超えて受け継がれる智慧を表す際に使用されます。こちらは特に、文化や社会の経験に基づく短い教訓的な言葉を指します。

例文①:”Actions speak louder than words.”(行動は言葉よりも雄弁である)
例文②:”The early bird catches the worm.”(早起きは三文の得)
例文③:”A stitch in time saves nine.”(予防は治療に勝る)

格言の英語訳②maxim

「maxim」という言葉もまた、「格言」を表すのに適しています。しかし、「proverb」とは異なり、「maxim」はより原則や規範を示す言葉として使われることが多いです。これは、個人的な信条や行動の指針となるような、より哲学的な格言に適しています。

例文①:”Honesty is the best policy.”(正直は最善の策である)
例文②:”Might makes right.”(力こそ正義)
例文③:”Knowledge is power.”(知識は力である)

格言の英語訳③aphorism

「aphorism」は、簡潔で鋭い観察に基づく格言を指す言葉です。この表現は、特に文学的な文脈や、哲学的な真理を表す際に用いられることが多いです。しばしば、深い洞察や独自の見解を含む表現として使われます。

例文①:”Life is short, art is long.”(人生は短く、芸術は永い)
例文②:”To err is human; to forgive, divine.”(人は誤ることがあるが、許すことは神の領域である)
例文③:”The unexamined life is not worth living.”(省察されない人生は生きるに値しない)

格言の英語訳④adage

「adage」という言葉も、「格言」を表すのに使われます。この言葉は、長い間にわたって広く受け入れられてきた古い格言やことわざを意味します。しばしば、一般的な真実や観察を表すために使われる言葉です。

例文①:”All is fair in love and war.”(恋と戦争においては全てが公平である)
例文②:”Better late than never.”(遅くともないよりはましだ)
例文③:”Easy come, easy go.”(簡単に手に入るものは簡単に失われる)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここまで見てきたように、英語には「格言」を表す様々な言葉があります。それぞれの言葉には微妙なニュアンスの違いがあり、その違いを理解することで、より適切な表現を選ぶことができます。

proverb:伝統的な教訓や智慧を表す
maxim:原則や規範を示す言葉
aphorism:簡潔で鋭い観察に基づく格言
adage:古くからある一般的な真実や観察を表す


「格言」を使う際によく用いられる表現

表現① live by a proverb

「live by a proverb」は、「格言に従って生きる」という意味の表現です。これは、ある格言を人生の指針として受け入れ、その教訓に基づいて行動することを意味します。

例文:”He lives by the proverb ‘Honesty is the best policy.'”(彼は「正直は最善の策である」という格言に従って生きている)

表現② quote an aphorism

「quote an aphorism」は、「格言を引用する」という意味の表現です。これは、特定の状況や議論の中で、ある格言を引用してその場の意見や見解を補強する際に使われます。

例文:”She quoted the aphorism ‘Knowledge is power’ to emphasize the importance of education.”(彼女は教育の重要性を強調するために「知識は力である」という格言を引用した)

まとめ

この記事では、「格言」を英語でどのように表現するか、その使い分けや例文を通じて解説しました。proverb、maxim、aphorism、adageといった英語表現は、それぞれ異なる文脈やニュアンスを持ちます。これらの違いを理解し、適切な場面で正確に使い分けることが、英語における表現力を高める鍵となります。


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